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紫外線吸収剤は肌によくない?特徴(メリット・デメリット)と紫外線散乱剤との違い

紫外線吸収剤は肌によくない?特徴(メリット・デメリット)と紫外線散乱剤との違い

日焼け止めのパッケージで目にする「紫外線吸収剤不使用」という言葉。「紫外線吸収剤不使用をアピールしている商品があるということは、紫外線吸収剤は肌によくないのでは?」と思っている方もいるのではないでしょうか。




この記事では、紫外線吸収剤とは何か、紫外線散乱剤との違いについて紹介します。紫外線吸収剤と紫外線散乱剤、それぞれの特徴(メリット・デメリット)も紹介するので、購入を迷っている方は参考にしてみてください。



この記事は約7分で読み終わります。

紫外線吸収剤とは?紫外線散乱剤との違い


日焼け止めには、紫外線防止剤として紫外線吸収剤もしくは、紫外線散乱剤が使用されています。紫外線吸収剤だけを用いた製品、紫外線散乱剤のみを用いた製品、両方を使用している製品があります。

では、紫外線吸収剤と紫外線散乱剤の違いとは、何なのでしょうか?

紫外線吸収剤は紫外線を吸収して、熱や赤外線などのエネルギーに変化させて放出することで、紫外線が皮膚に届かないようにします。

それに対して紫外線散乱剤は、紫外線を反射させ散乱させることで、皮膚に紫外線が届くのを防ぎます。

表にまとめると以下のようになります。
紫外線吸収剤 紫外線散乱剤
特徴 ・吸収剤自体がスポンジのように紫外線を吸収し、皮膚に紫外線が届くのを防ぐ。
・UV-A吸収剤、UV-B吸収剤というように特異的な吸収波長がある。
・透明で、皮膚に塗ったときに白くなりにくい。
・まれにかぶれる方がいる。
・粉体の散乱剤が鏡のように紫外線を反射・散乱させ、皮膚に紫外線が届くのを防ぐ。
・酸化亜鉛はUV-Aを、酸化チタンはUV-Bをより防ぐ。
・白色の粉末なので、皮膚に塗ったときに白浮きして見えることがある。
代表的な化合物 ・メトキシケイヒ酸オクチル
・t-ブチルメトキシジベンゾイルメタン
・ジメチル PABA オクチル
・オクチルトリアゾン など
・酸化チタン
・酸化亜鉛

紫外線吸収剤のデメリット

紫外線吸収剤は、肌に塗った吸収剤と紫外線が化学反応を起こして紫外線を吸収するため、肌が敏感な方や体質によっては刺激となるケースがあります。

そのため、肌によくないイメージをもつ方もいますが、日本で販売されている紫外線吸収剤を使った日焼け止めはすべて安全性が確認されているものです。

紫外線吸収剤使用の日焼け止めを使っていて、それが肌に合っていれば、使用を避ける必要はありません。

紫外線散乱剤のデメリット

紫外線散乱剤は白い粉末なので、塗ったときに白く見えやすいのがデメリットです。

また、サラサラとした粉末であることから、紫外線散乱剤の配合量が多いと、肌がきしみやすいといったデメリットもあります。日焼け止めには、紫外線防止剤として紫外線吸収剤もしくは、紫外線散乱剤が使用されています。紫外線吸収剤だけを用いた製品、紫外線散乱剤のみを用いた製品、両方を使用している製品があります。

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肌にやさしい日焼け止めの選び方


日焼け止めは毎日使うものなので、できるだけ肌にやさしいものを選びたいですよね。

しかし、種類が多すぎて、「どれを選ぶとよいのかわからない」と感じている方もいるのではないでしょうか。

肌にやさしく、毎日の紫外線対策に使用できる日焼け止めの選び方を紹介します。

パッチテストやアレルギーテスト済みのものを選ぶ

肌へのやさしさにこだわる方は、パッケージを確認して「パッチテスト済み」または「アレルギーテスト済み」と記載されたものを選ぶのがおすすめです。

こうした商品は、試験を実施して皮膚科医によって塗布後の皮膚状態を確認し、刺激性が低いことが確認されたものです。敏感肌の方や子供でも使用できる、肌にやさしい商品といえるでしょう。

ただし、すべての方に対して肌トラブルが起きないことを保証するものではないので、肌が敏感な方は必ず試し塗りをしてから使用しましょう。また、塗った後にぴりぴりと刺激を感じたり、日差しに当たった後にかゆみを感じたりと、肌トラブルが現れた場合はすぐに使用を中止しましょう。

シーンによってPA・SPFを選ぶ

日焼け止めを選ぶ際に確認したいのが、PAやSPF値です。

日焼け止めのパッケージに必ず表記されているものですが、「実はPAとSPFの違いがよくわからない」という方もいるかもしれません。

まずは、PAとSPFの指標の違いを簡単に説明します。

・PA(Proteciton Grade of UVAの略語)

UV-Aを防ぐ効果を表す指標です。

UV-Aは肌の奥深くの真皮にまで到達する紫外線で、コラーゲンやエラスチンといった肌に弾力を与える組織にダメージを与えます。雲や窓ガラスも透過するため、曇りの日や屋内でも対策が必要な紫外線です。

PAには、PA+~++++まで4段階あり、+の数が多いほどUV-Aを防ぐ効果が高いことを示しています。

・SPF(Sun Protection Factor の略語)

日焼けを起こすUV-Bを防ぐ効果を表す指標です。

日焼けして肌が真っ赤になる、水ぶくれができるなどの肌トラブルは、UV-Bの影響によるものです。浴び過ぎると皮膚ガンなどの健康被害を起こす恐れがあるほか、シミやそばかすの原因になる紫外線です。

SPFにはSPF1~50+まであり、数値が高いほどUV-Bを防ぐ効果が高くなります。

PAとSPF、いずれも数値が高いほうが紫外線防御効果は高くなるものの、落としにくいなど肌に負担がかかって肌トラブルを引き起こす原因になることもあるので、単純に数値が高いものを選べばよいということではありません。

シーンによって適切なPA・SPFは異なります。

例えば、近所までの買い物や短時間の外出といったシーンでは、SPF10~20、PA+~++くらいの数値の低いものでも十分です。

しかし、炎天下でのレジャーやスポーツといったシーンでは、SPF40~50+、PA+++~++++といった防御効果が高めのものを選ぶとよいでしょう。

 

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効果的な日焼け止めの使い方


どんなに紫外線効果の高い日焼け止めを使っても、塗り方が間違っていると十分な効果が発揮できません。日焼け止めの効果を最大限に引き出すために、効果的な塗り方をマスターしておきましょう。

ムラなく塗る

せっかく日焼け止めを塗っても、きちんと塗れていない部分があると、その部分は紫外線の影響を受けてしまいます。紫外線から肌を守るには、日焼け止めをムラなく塗ることが欠かせません。

ムラなく塗るポイントを顔と手足に分けて簡単に説明します。

・顔に塗る場合

日焼け止めを適量手にとり(クリーム状ならパール1個分、液状なら1円玉効果1枚分が目安)、額、両頬、鼻の上、あごと5点置きにします。そこからムラにならないようにていねいに伸ばしていきましょう。

全体に塗ったら、同量を手にとって、再度同じように顔全体に伸ばします。特に、頬や鼻など日が当たりやすい部分は、ていねいに重ね塗りをするのがおすすめです。

・ボディに塗る場合

日焼け止めを容器から直接、腕や足に線状に出して塗ります。量が少ないとムラになりやすいので、塗り広げても十分な量を出しましょう。

線状に出した日焼け止めは、手のひらでらせんを描くようにしてムラなく伸ばします。特に日焼けしやすい腕や手の甲は、重ね塗りをしてしっかりと塗りましょう。

また、薄手のシャツやニットなどは紫外線を通すので、衣類で覆われている部分であっても日焼け止めを塗ることをおすすめします。

日焼け止めの正しい塗り方については、こちらの記事でも解説しています。

【紫外線対策】日焼け止めの正しい塗り方とNG行為って?

こまめに塗り直す

日焼け止めは、朝塗って夕方までそのままという方もいるかもしれません。しかし、日焼け止めは汗で流れたり、汗を拭いたときに落ちたりするので、こまめに塗り直すことが大切です。

外出先にも日焼け止めを携帯して、2~3時間おきを目安に塗り直しましょう。

ウォータープルーフタイプの日焼け止めやPAやSPF値の高い日焼け止めを使用している場合も同様です。

また、「自分は汗をほとんどかかないので大丈夫」と思う方もいるかもしれませんが、マスクでこすれたり、衣類に触れたりすることで日焼け止めが落ちることはあります。

せっかく朝ていねいに日焼け止めを塗っても、塗り直しをしなければ、日中には紫外線が肌に直接当たってしまうことになるでしょう。

朝に塗った日焼け止めが、一日を通して肌の上で効果を発揮するのは難しいのが実情です。汗をかいたかどうかにかかわりなく、日焼け止めはこまめに塗り直すことをおすすめします。

 

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まとめ

なんとなく紫外線吸収剤は肌によくないイメージをもっている方もいると思いますが、日本で販売されている紫外線吸収剤を使用した日焼け止めは、すべて安全性が確認されたものです。

紫外線吸収剤だけでなく紫外線散乱剤にもデメリットはあるので、使用感や自分の肌との相性などをチェックして好みの方を選ぶとよいでしょう。

紫外線から肌を守るには、肌に合う日焼け止めをていねいにムラなく塗って、日中忘れずに塗り直すことを心がけましょう。

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