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基本は5ステップ!覚えておきたいスキンケアのやり方

基本は5ステップ!覚えておきたいスキンケアのやり方

毎日のスキンケアは、健やかで美しい肌を作るのに欠かせません。きちんとケアをしているのに、肌荒れに悩んでいる方もいますよね。それはもしかしたら、スキンケアのやり方が間違っているのかもしれません。
今回は、スキンケアの正しいやり方や、普段何気なくやってしまいがちなNG習慣を紹介します。あわせて、肌質にあわせたスキンケアのポイントも解説しているので、ぜひ参考にしてください。


この記事は約10分で読み終わります。

基本的なスキンケアのやり方




スキンケアは、朝起きたときと夜寝る前、1日2回行うのが基本です。いくつかのスキンケア用品を使い分ける必要もあり、「どのやり方が正しいのかよくわからない」と感じている方もいるのではないでしょうか。

まずは、基本のスキンケアの手順を見ていきましょう。汚れをしっかり落として、肌を美しく整えることを意識して取り組んでください。

 

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1.クレンジング

一日の最後、夜のスキンケアは、クレンジングを使ったメイクオフから始めましょう。朝起きたときのスキンケアでは、そのまま洗顔に進んでください。

クレンジングは、メイクを落とすことが目的です。時間が経って落ちたように見えても、肌の表面にはファンデーションなどの汚れが残っています。メイクをした日は、必ずクレンジングをしましょう。

このとき、最初に手を洗うのがポイントです。きれいに見えても、手は意外と汚れています。ハンドソープなどでしっかり洗ってから、清潔な手にクレンジング料を取り出しましょう。

このとき、手がぬれているとクレンジング料の種類によっては効果が半減してしまうことがあります。説明書をよく読んで、ぬれた手や顔に使えるかどうか、しっかり確認してください。ぬれた手や顔に使えない場合は、手の水分をしっかりふき取ってからクレンジング料を取り出してくださいね。

クレンジング料の量が少なすぎると摩擦が大きくなり、肌に負担をかけてしまうため、適量を守って使うのが基本です。いったん手の平に取り出したら、顔の両頬、額、鼻、あごの5ヶ所に乗せ、顔の中心から外に向かってらせんを描くようにやさしく塗り広げましょう。

クレンジングにかける時間は、顔全体で約1分間が目安です。クレンジング料がメイクになじんだら、人肌程度のぬるま湯を使ってやさしく洗い流してください。クレンジング料にはふき取るタイプもあるので、お肌の状態やお好みで選びましょう。

2.洗顔

次に、洗顔をします。洗顔をするときも、最初に手を洗ってから始めましょう。クレンジング料が手に残っていると、洗顔料の泡立ちが悪くなってしまいます。

顔を洗うときは洗顔料をたっぷり泡立て、肌をこすらず泡で洗うのが正しい洗顔の方法です。泡がクッションとなり、肌に刺激を与えることなくすっきり洗うことが出来ます。

適量の洗顔料を手の平に取り出したら、ぬるま湯を少量加えて、両手で空気を含ませるようにしっかり泡立てましょう。手の平をひっくり返しても落ちない、きめ細やかで弾力のある泡が理想です。
できあがった泡はクレンジングと同じ要領で、5ヶ所に分けて顔に乗せます。泡で汚れを包むイメージで、指でらせんを描くようにやさしく、ていねいに洗いましょう。皮脂の多い額、鼻や小鼻、あごといったTゾーンは念入りに、乾燥しやすい頬まわりは軽いタッチで汚れを落としてください。

汚れが落ちたら、ぬるま湯でしっかり泡を洗い流します。あとはゴシゴシとこすらないように、タオルを顔に押し当てて水分をふき取りましょう。

3.化粧水


汚れがきれいに落ちたら、次は化粧水をつけます。化粧水には肌にうるおいを与える役割があります。化粧水でしっかりケアをすると皮脂の分泌量が抑えられ、肌のキメが整い、健やかな肌に近づけます。

顔を洗ったら、すぐに化粧水を肌になじませましょう。水分を含み肌が柔らかくなることで、このあとに使う美容液や乳液の浸透を助ける働きが期待できます。

4.美容液

次に使うスキンケア用品は、美容液です。間違えやすいですが、一般的な美容液は化粧水と乳液の間に使うアイテムです。肌にしっかり浸透させるためにも、正しい順番で使いましょう。ただし、商品によっては化粧水の前に使うタイプもあります。パッケージの説明書きをよく読んでから使いましょう。

美容液にはさまざまな種類があり、保湿や美白、エイジングケアなど、それぞれの肌悩みに合わせて必要な成分が含まれています。気になる肌トラブルがある場合は、悩みに合う美容液を選んで使うようにしましょう。

5.乳液・クリーム

最後に、乳液やクリームを使って肌を整えます。乳液やクリームには肌にうるおいを閉じ込め、蒸発するのを防ぐ役割があります。特に乾燥が気になる部位には重ね塗りをして、念入りにケアしましょう。

乳液とクリームはそれぞれテクスチャーが異なり、使用感はさまざまです。お好みの使用感のものを選んでください。メイク前の朝のスキンケアには軽めの乳液を、夜は高保湿タイプのクリームを選ぶなど、朝と夜で使い分けるのもおすすめです。
 

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間違ったスキンケアに要注意

きちんとスキンケアをしているのに肌荒れが気になる場合は、毎日のスキンケアを見直してみてください。乾燥や季節によるものだけでなく、間違ったスキンケアで肌に負担がかかり、肌荒れの原因になっている可能性もあります。

よくあるスキンケアの間違いをみていきましょう。

NG1.熱いお湯で肌を洗う

「熱いお湯で洗顔するとさっぱりする」という意見はあるものの、実は熱いお湯で顔を洗うのはNGです。

顔の皮膚は薄く、非常にデリケートです。熱過ぎるお湯を使うと、肌を守るために必要な皮脂まで洗い流してしまうことがあります。

洗顔には、ぬるま湯を使うのが大原則です。一般的に40℃以上のお湯を使うと、肌のうるおいが失われるといわれています。洗った後につっぱり感があるときは、少しお湯の温度を下げてみてください。

NG2.肌を強くこする

顔の汚れをしっかり落としたいと思うあまり、肌を強くこすってしまうのはおすすめしません。摩擦が加わると肌にダメージを与えます。角層がダメージを受けると皮膚のバリア機能が弱まり、乾燥などの肌トラブルを起こしやすくなるので、やさしくケアしましょう。

洗顔後にタオルで顔をゴシゴシこするのもNGです。吸水性のある素材の柔らかいタオルを使いましょう。タオルで顔を押さえるようにして、水分をふき取りましょう

化粧水やクリームをつけるときも、顔のパーツごとに分けて乗せ、こすらずにハンドプレスで浸透させましょう

NG3.乳液・クリームを塗らない

洗顔後に化粧水だけを使って、スキンケアを終了させてしまうのも間違ったやり方です。化粧水を塗っただけでは十分とはいえません。

最後に乳液やクリームを使わないと、化粧水でせっかく補給した水分が肌から蒸発して逃げてしまいます。そうすると肌が乾燥し、肌トラブルを起こしやすくなるため注意が必要です。

脂性肌の方やベタつくテクスチャーが苦手な方は、「乳液やクリームは必要ない」と感じるかもしれません。しかし、化粧水だけだと十分に保湿ができず、足りないうるおいを補うために、かえって皮脂分泌が増える恐れがあります。

乳液やクリームを使用して、正しい手順で毎日のスキンケアに取り組みましょう。

 

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肌質別スキンケアのポイント

 

スキンケアのやり方は同じでも、化粧水を始めとするスキンケア用品は、自分の肌質にあわせて選ぶ必要があります。肌質とは、汗や皮脂の分泌量、水分量のバランスの違いによる肌のタイプで、大きく次の4つに分けられます

ここでは、それぞれの肌質の特徴とスキンケアのポイントを紹介します。

普通肌

普通肌の方は、肌の水分と油分がバランス良いのが特徴です。基本的に肌トラブルが起きにくく、肌のキメも整っているため、特別なスキンケアは必要ありません。とはいえ、理想の状態を崩さないために、油断せず毎日のスキンケアにしっかり取り組みましょう。

普通肌の場合は自分の肌の変化に注意して、メーカーの推奨量を守ってスキンケア用品を使うのが基本です。日によって肌の状態が不安定になるのであれば、化粧水やクリームの量を必要に応じて変えましょう。目元まわりなど乾燥しやすい部分は、保湿剤を重ね塗りするのが良いでしょう。

乾燥肌

乾燥肌は、水分も油分も少ないタイプです。肌が乾燥しやすく、ツヤがなく、キメも乱れやすいのが特徴です。乾燥により皮膚のバリア機能が低下し、肌荒れを起こしやすいため、毎日しっかりスキンケアをしましょう。

とはいえ、化粧水もクリームも、適量以上を使用する必要はありません。乾燥肌のスキンケアは、量よりも質を重視しましょう。グリセリンやヒアルロン酸が配合された、保湿に特化したスキンケア用品がおすすめです。

特に乾燥が気になる部位は、化粧水やクリームを重ね塗りすると効果的です。顔のなかでも乾燥しやすい目もとや両頬、小じわが気になる部分を重点的にケアしてください。スキンケア用品を塗布した後に、ハンドプレスで温めながら浸透させましょう

脂性肌



脂性肌の方は皮脂の分泌量が多いタイプです。肌がベタつきがちで、テカリやニキビ、毛穴の黒ずみが出やすい傾向にあるので、適切なケアが欠かせません。

まずはしっかりと洗顔料を泡立ててから、クッション泡で肌の表面に残っている皮脂汚れを念入りに洗い流しましょう。その後は化粧水でしっかり水分を補給し、乳液やクリームで仕上げてください。


脂性肌は皮脂の分泌量が多いため、「過度な保湿は必要ない」と誤解しがちです。しかし、乾燥から肌を守るために、皮脂の分泌量を増やしているケースもあるので、肌を健やかな状態に近づけるために保湿は必要不可欠です。

脂性肌の方は油分の多いスキンケア用品を避け、テクスチャーが軽めのものを選んで毎日しっかりスキンケアをしましょう。

混合肌

混合肌の方は、顔の部位によって皮脂が多いオイリーな部分と、油分、水分とも少ないカサついた部分が混在しているタイプです。実は、日本人は混合肌が最も多いとされています。

目元や口元は乾燥して小じわができやすく、額、鼻、あごに伸びるTゾーンはテカリやすいです。乾燥肌用か脂性肌用か、スキンケア用品を選ぶのに悩んでしまう方も多いのではないでしょうか。

混合肌の場合は基本的に乾燥肌用の化粧水を使い、部分ごとにケアをするのをおすすめします。オイリーな部分も乾燥からバランスが崩れている可能性があるため、しっかり保湿をしてください。

顔のなかで乾燥する部位は、化粧水、乳液、クリームで保湿して、必要に応じて重ね塗りをするのが効果的です。ベタつきがちなTゾーンには油分が少ない保湿剤を選ぶか、または量を少し控えめに使ってみてください。

美容液ならスポットごとに使い分けがしやすいので、部位ごとの悩みに合うものを使うのもおすすめです。手で触れたとき吸いつくような状態になるまで、しっかりケアに取り組みましょう。

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まとめ

 

肌をきれいに整え、必要な水分や油分を補給するスキンケアは、それほど難しくはありません。しかし、簡単だからこそ、自己流の誤った方法になることがあります。

スキンケアのやり方を間違えると、思うような効果が実感できないリスクがあります。スキンケアは、健やかで美しい肌つくりに欠かせない習慣です。日頃から肌悩みがある方は、普段のスキンケアのやり方を見直してみましょう。

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