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紫外線とは?日焼けがもたらす肌ダメージと正しい対策・アフターケアを徹底解説!

紫外線とは?日焼けがもたらす肌ダメージと正しい対策・アフターケアを徹底解説!

肌の敵とみなされることも多い紫外線ですが、そもそも「紫外線ってどういうものなのかわからない」と感じている方もいるのではないでしょうか。
紫外線は、知らないうちに肌へ影響を与え、シミやシワなどの原因につながることもあります。そのため、正しく理解し、自分に合った対策を行うことが大切です。
今回は、紫外線の基礎知識や肌に与える影響を解説するとともに、紫外線から肌を守る方法やアフターケアについても紹介します。紫外線対策でお悩みの方は、ぜひ参考にしてみてください。
記事公開日:2023年5月10日( 更新日:2026年4月8日 )


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紫外線とは?主な種類と肌にもたらす影響

紫外線は地上に届く太陽光の一部で、私たちの目に見えない光です。強いエネルギーを持ち、物質に化学的な変化を起こす特徴があります。波長が長い順にUV-A、UV-B、UV-Cの3つに分類されます。

UV-Cは波長が短く、ほとんどがオゾン層に吸収されるため、地表に到達するのは主にUV-AとUV-Bです。つまり、紫外線対策では、UV-AとUV-Bから肌を保護する必要があります。まずは、それぞれが肌に与える影響を見ていきましょう。

UV-A

UV-Aを浴びると、すぐに赤みやヒリヒリといった症状が現れることは少ないものの、知らないうちに肌へダメージが蓄積していきます。

UV-AはUV-Bと比較して波長が長く、肌の奥深くの真皮にまで達します。

真皮にまで届いたUV-Aは、コラーゲンやエラスチンなどに影響を与え、シワやたるみといった光老化の原因になります。さらに、窓ガラスを通り抜ける性質があるため、屋内でも油断できません。

UV-B

UV-Bを浴びると、肌が炎症を起こして赤くなり、やけどのような状態になります。日焼けして肌がヒリヒリしたり、水ぶくれができたりするのはUV-Bの影響によるものです。

UV-BはUV-Aと比較して波長が短く、肌の奥深くにまで達することはありません。

UV-Bは肌表面の表皮に強く作用し、肌表面の細胞を傷つけ、炎症を引き起こします。その結果、シミやそばかすなどの肌トラブルの原因になるのです。

UV-A UV-B
波長の違い 波長が長い(肌の奥深くまで届く) 波長が短い(主に肌の表面に作用)
肌に与える影響 肌の奥深くに届き、光老化(シワ・たるみ)の原因となる 表皮細胞を傷つけ、炎症を引き起こす
主な肌トラブル シワ、たるみ、ハリ不足 赤み、ヒリヒリ、水ぶくれ、シミ、そばかす

 

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【紫外線量】季節・時間・天気による違い

紫外線は季節や天気を問わずに降り注いでいるものの、紫外線量は季節や時間、天気によって異なります。季節・時間・天気に分けて、紫外線量の変化を見ていきましょう。

季節

「夏に比べて日差しが弱いから、冬は紫外線対策をしなくても大丈夫」と考えるのはNGです。
確かに、肌が赤くなる原因となるUV-Bの量は冬になると夏の5分の1程度まで減ります。

しかし、肌の奥までじわじわとダメージを与えるUV-Aは、冬でも夏の半分ほどの量が降り注いでいるのです。

紫外線は一年を通して降り注いでいるため、無防備な状態だと気づかないうちに影響を受けてしまいます。そのため、季節を問わず冬でもしっかり紫外線対策をすることが大切です。

時間

紫外線量は午前7時ごろから次第に増え始め、午前9時には急増します。

一日のなかでも特に紫外線量が多いのが10時~14時ごろです。紫外線から肌を守るには、この時間帯はできるだけ外出を避けると良いでしょう。

ただし、夕方になっても紫外線量がゼロになることはありません。
そのため、昼間かどうかに関わりなく太陽の出ている間は、常に日焼け止めなどで紫外線対策を行うことを意識しましょう。

天気

晴れた日はしっかり紫外線対策を行っていても、くもりや雨の日だとおろそかになることもあるのではないでしょうか。

天気によって紫外線量は変化するものの、晴れた日の紫外線量を100%とすると、くもりの日は約65%、雨の日は約20%の量の紫外線が降り注いでいます。

特にUV-Aは雲による影響を受けにくく、UV-Bでも薄い雲であれば80%以上が透過するといわれています。天気が悪いからと日焼け止めを塗らないなど、無防備な状態で外出すると、うっかり日焼けをしてしまうので注意しましょう。

 

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紫外線による主な肌トラブル

紫外線は、肌にさまざまな影響を与える外的要因のひとつです。ここでは、紫外線による主な肌トラブルを紹介します。

日焼け

赤みが出る日焼けはUV-Bの影響によって起こりやすいとされています。紫外線を浴びてから数時間で、肌が赤くなったりヒリヒリとした痛みを感じたりする「サンバーン」が現れることがあるのです。

サンバーンは軽いやけどに近い状態で、通常は2~3日ほどで落ち着いていくといわれています。その後、紫外線から肌を守ろうとしてメラノサイトが活性化し、メラニンが生成されます。その結果、数日後に肌が黒っぽくなる日焼け「サンタン」が現れます。

この変化は防御反応のひとつですが、メラニンの過剰生成が続くと将来的な肌トラブルにつながりかねません。ひどい日焼けをした場合には、3~8日ほどで古い皮膚がはがれ落ちる、皮むけが起こることもあるため注意が必要です。

シミ・シワ・たるみ

シミの原因にはUV-Bの影響もありますが、シワやたるみなどの肌老化には、特にUV-Aが深く関わっていると考えられています。

なお、肌老化の約80%は、紫外線の影響による「光老化」が原因だといわれています。

紫外線(UV-B)を長時間浴びることでメラニンが過剰に作られ、皮膚のターンオーバーが乱れると、メラニン色素が肌にとどまりやすくなり、シミやくすみとして現れることがあるのです。

また、紫外線(UV-A)は肌の奥深くにある真皮まで届き、コラーゲンやエラスチンなどの組織にダメージを与えることで、肌のハリの低下につながるといわれています。その結果、シワやたるみといった変化を感じやすくなります。

ゴワつき

紫外線の影響を受けた肌では、皮膚のターンオーバーが乱れやすくなり、古い角質がスムーズにはがれ落ちにくくなります。そのため、肌表面に余分な角質が蓄積される「角質肥厚」が起こることがあります。

角層が厚くなると水分を保ちにくくなり、肌に触れたときにゴワつきやざらつきを感じやすくなるのが特徴です。

ニキビ

紫外線によって皮膚のバリア機能が低下すると、皮膚のターンオーバーが乱れ、古い角質が残りやすくなります。その結果、毛穴がふさがれ、皮脂がたまりやすい状態になることでニキビを引き起こしやすくなるのです。

また、紫外線によって皮脂が酸化したり、皮脂分泌が増えたりすることも、毛穴詰まりの原因のひとつとされています。さらに、UV-Aの影響により、皮脂を好むアクネ菌やマラセチア菌が増えやすくなり、ニキビができやすくなるといわれています。

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紫外線から肌を守る方法

紫外線から肌を守るには、どんなことをすると良いのでしょうか。日常生活でできる紫外線対策を紹介します。

日焼け止めを塗る

紫外線対策と聞いて、真っ先に思い浮かべるのが日焼け止めでしょう。日焼け止めには紫外線を防ぐ効果があり、その効果の高さは「SPF」や「PA」で示されます。

SPFはUV-Bを防ぐ効果を示すもので、数値が大きいほどUV-Bの防止効果が高いことを表します。最大値は50+です。

PAはUV-Aを防ぐ効果を示し、+~++++までの4段階で、+の数が多いほどUV-Aの防止効果が高いことを表します。効果が高過ぎる日焼け止めは、落としにくさから肌への負担となり、肌トラブルにつながることもあります。そのため、使用するシーンに合わせて適切な日焼け止めを選びましょう。

・日常生活における散歩や市街地での買い物:SPF10~20、PA+~++
・短時間の屋外スポーツやレジャー:SPF20~40、PA++~+++
・炎天下での長時間の外出やマリンスポーツ:SPF30~50+、PA+++~++++

日焼け止めを使って紫外線対策をする際は、ムラなくたっぷり塗ることが大切です。塗る量が不十分だと、記載されている紫外線防止効果が得られません。

また、耳や襟足、胸元なども塗り忘れのないようにきちんと塗りましょう。加えて、汗や摩擦などで落ちることもあるので、こまめに塗り直すことが大切です。

日焼け止めの塗り方や選び方について詳しくは、こちらの記事もご覧ください。
「【紫外線対策】日焼け止めの正しい塗り方とNG行為って?」
「日焼け止めの選び方丸わかり!SPFとPAの意味も解説」

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サングラスで目を保護する

目から紫外線が入ると、メラニンを生成するように脳が指令を出すといわれているため、日焼けの一因となります。

目への紫外線の侵入を防ぐために、サングラスを使って目を保護しましょう。レンズの色が濃ければ紫外線カットの性能も高いように思えますが、レンズの色と紫外線カットの性能は関係ありません。必ず、紫外線カット効果が表示されたサングラスを選びましょう。メラニンの過剰生成を抑制できれば、肌のシミやくすみといったトラブルの予防にもつながります。

UVカットの日傘をさす

日傘を活用することも紫外線対策に効果的です。サングラス同様、日傘も紫外線カット効果が表示されたものを選びましょう。日傘をさすことで、顔や首、胸などへ紫外線が直接当たるのを防ぎ、紫外線の影響を抑えられます。

ただし、日傘では地面からの照り返しによる紫外線の影響を防ぐことはできません。日傘による紫外線対策は、日焼け止めをきちんと塗った上で行うのがおすすめです。

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日焼けをした後のアフターケア

日焼けした後の肌は刺激を受けやすいため、早めのケアが大切です。ここでは、日焼け後のケア方法を解説します。

日焼けした部位を冷やす

日焼けをした直後の肌は、紫外線によって炎症を起こしている状態のため、赤みやほてりが出やすくなっています。まずはほてりを鎮めるために、できるだけ早く冷やすようにしましょう。

冷やし方としては、流水で冷やすほか、濡れタオルをのせたり、氷や保冷材を肌に当てたりする方法があります。氷や保冷材を使う場合は、肌に直接当てると刺激になりやすいため、必ずタオルなどで包んでから使うことがポイントです。

なお、冷やしても痛みが強い場合や、水ぶくれが見られる場合は、無理をせず医療機関への相談を検討することをおすすめします。

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保湿をする

日焼け後の肌は、紫外線によって皮膚のバリア機能が低下しているかもしれません。水分が失われ肌が乾燥しやすくなっているため、肌のほてりや赤みが落ち着いてきたら、しっかりと保湿を行いましょう。

化粧水をつけるときは、強くパッティングするのではなく、手のひらでやさしく押さえるようになじませると肌への負担を抑えやすくなります。

また、肌が敏感になっているときは、「敏感肌」「低刺激」と表示されている化粧水や乳液などを選ぶと取り入れやすいでしょう。

日焼け後のケア方法のポイントが知りたい方は、こちらの記事もご覧ください。
「日焼け後のケアは素早さが大事!肌ダメージを軽減するコツを徹底解説」

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理解を深めよう!紫外線に関するQ&A

ここからは、紫外線に関してよくある質問にお答えします。疑問を解消して、紫外線について理解を深めましょう。

Q.紫外線により肌が受ける影響は人によって違うの?

A.肌タイプによって紫外線への感受性が異なるため、日焼けの仕方は人によって異なります。

紫外線を浴びると、すぐに日焼けして黒くなってしまう人もいれば、赤くなるだけで黒くならない人もいます。これは、肌タイプ(スキンタイプ)によって紫外線への反応が異なるからです。

肌タイプ(スキンタイプ)は、肌の色合いや日焼けの仕方によって以下の6種類に分けられます。

1.すぐにかなり赤くなるが、黒くならない
2.すぐに赤くなり、その後に少し黒くなる
3.赤くなるうえ、ある程度は黒くなる
4.ほとんど赤くならないが、黒くなる
5.ほぼ赤くならない(もともと肌色が褐色である)
6.赤くならない(もともと肌色が黒褐色~黒色である)

日本人は2~4のいずれかに該当することが多いです。肌の色が白く、太陽に当たっても肌が赤くなるだけで黒くならない人は、メラニンがほとんど作られません。紫外線を浴びると光老化が進行しやすいため、注意が必要です。

Q.室内にいても紫外線対策は必要なの?

A.UV-Aは窓ガラスを透過するため、室内でも紫外線対策をしっかりと行う必要があります。オフィスワークでも窓からの日差しが入りやすい場所だと、毎日かなりの量の紫外線を浴びることになるでしょう。室内だからと油断せず、日焼け止めを塗るなどの対策を講じることが大切です。

室内での紫外線対策について、詳しくはこちらの記事もご覧ください。
「家の中でも日焼け止めは必要?その理由や日焼け止めの選び方、室内の紫外線対策を解説」

Q.子供の紫外線対策はどうしたらいい?

A.子供は大人よりも背が低いため、地面からの照り返しによる紫外線の影響を受けやすく、大人よりも多くの紫外線を浴びています。しっかりと紫外線対策を行って、肌を守りましょう。 子供の紫外線対策として活用したいのが日焼け止めです。

ベビー用や子供用など低刺激性の製品を選び、まずは腕の内側など皮膚の柔らかいところに塗って、赤くなるなどの異常が現れないか確認したうえで使用すると良いでしょう。また、帽子をかぶるなどして、直接紫外線を浴びなくて済むように工夫しましょう。

子供の紫外線対策について気になる方は、こちらの記事もご覧ください。
「夏の時期に気になる、子供の紫外線対策とは」

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まとめ

地表に届いて肌に影響を及ぼす紫外線にはUV-AとUV-Bがあり、それぞれ肌に与えるダメージや地表に届く量も異なります。肌にどんな影響を与えるのか理解していると、紫外線対策も行いやすくなるでしょう。

また、紫外線は季節や時間、天気にかかわらず降り注いでいます。日差しが弱い日でも油断せず、日焼け止めをこまめに塗るなど、対策していきましょう。日々の積み重ねが、シワやシミ、そばかすの予防につながります。

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