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顔がかゆい原因は?正しいスキンケア方法とかゆみの対処法をご紹介

顔がかゆい原因は?正しいスキンケア方法とかゆみの対処法をご紹介

顔がかゆくてたまらないとき、どう対処するのが最善なのでしょうか。かゆいからといって爪でかいてしまうと、症状が悪化したり、痕が残ったりするおそれがあるため、正しい対処法を知っておきたいですよね。

本記事では、顔がかゆい場合に考えられる原因と対処法について解説します。また、顔がかゆいときのスキンケアの方法についてもご紹介しますので、症状が改善せずに悩んでいる方は参考にしてみてください。(※画像はイメージです。)



この記事は約6分で読み終わります。

顔がかゆくなる原因は?


顔がかゆいとき、まずは原因を特定し、原因となるものを避けることが大切です。では、どんな原因が考えられるのでしょうか。

下記に顔のかゆみの原因を挙げています。当てはまるものがないか確認してみましょう。

乾燥

角層の水分量や保湿成分が減少して肌が乾燥すると、皮膚のバリア機能が低下し、外部の刺激に対して肌が敏感になります。

そのため、普段なら特に刺激となっていなかったものに対しても敏感に反応してしまい、かゆみが起きることは珍しくありません。

肌が乾燥する原因としては、空気の乾燥や紫外線の影響などが挙げられます。特に秋から冬のシーズンは空気が乾燥しやすく、かゆみが起きやすくなります。

もしも秋から冬の間に顔のかゆみを感じるようになったなら、乾燥が原因なのかもしれません。

花粉などのアレルギー

アレルギー物質が肌に接触すると、免疫細胞が反応してヒスタミンが分泌され、かゆみや赤みなどの症状が起きることがあります。

植物、金属、化粧品、医薬品などアレルギー物質はさまざまありますが、スギやヒノキ、ブタクサなどの花粉も原因とされています。

花粉によるアレルギーといえば、くしゃみ、鼻水、鼻づまりが代表的な症状ですが、顔のかゆみや赤みといった症状が出るのも珍しくありません。

花粉の季節に顔のかゆみを感じたなら、花粉によるアレルギーを疑ってみてください。

汗に含まれる塩分やアンモニア、皮脂も肌の刺激となり、かゆみを引き起こすことがあります。汗をかいたあとに顔がかゆいと感じることがあれば、汗が刺激となっているのかもしれません。

また、汗をかくとあせもができることもありますが、顔にできたあせもがかゆみの原因となる場合もあります。

化粧品によるかぶれ

化粧品に含まれる成分がかゆみを引き起こすことがあります。特定の化粧品を使い始めてすぐに症状が出ることもあれば、一定期間使ったあとにかゆみや赤みなどの症状が出ることもあります。

「最近、新しい化粧品を使い始めた」といったタイミングで顔のかゆみが気になり出した場合、化粧品に含まれる成分が原因なのかもしれません。しばらく使用を中止して、様子をみることをおすすめします。

虫刺され

ノミ、ダニなどの虫に刺されると、皮膚に炎症が起きてかゆみが生じるケースがあります。

ノミやダニなどの小さな虫は知らないうちに刺されていることもあります。

ダニ(イエダニ)は、衣服で隠れている部分を刺すことが多いため、顔を刺されることは稀ですが、いずれにしても刺されると強いかゆみをともないます。発疹ができて強いかゆみがあるなら、虫刺されによるかゆみの可能性があるでしょう。

 

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顔がかゆいときのスキンケアの方法


顔がかゆいときは、皮膚のバリア機能が低下し、刺激に敏感になっています。スキンケアのやり方によっては症状を悪化させることもあるため、いつも以上に注意が必要です。

顔がかゆいときのスキンケアのポイントをご紹介します。

敏感肌用スキンケア製品を選ぶ

普段使っているスキンケア製品でも、皮膚のバリア機能が低下した肌には刺激となることもあります。症状が落ち着くまでは、肌への刺激が少ない敏感肌向けのスキンケア製品を使用しましょう。

ただし、敏感肌用のスキンケア製品であれば、絶対に刺激にならないとはいえません。いくら肌にやさしい処方のものでも、人によっては刺激となることはあります。

まずはサンプルなどを使用してみて、肌に合いそうであれば使用を続けるとよいでしょう。

また、コットンの繊維が肌に刺激となる場合もあるので、顔にかゆみがあるときは、コットンの使用は控えるのがおすすめです。化粧水などのスキンケア製品は手のひらにとり、肌にやさしくなじませるとよいでしょう。

肌をこすらないようにし、刺激を避ける

肌をこすると、皮膚表面にダメージをもたらすため、皮膚のバリア機能の低下につながります。スキンケア製品をつける際には、肌をこすらないように注意しましょう。

特に洗顔の際は、意識せずに肌をこすっていることがあるため注意が必要です。洗顔料はしっかりと泡立てて、たっぷりの泡で洗うことを意識しましょう。

また、熱いお湯を使用すると、肌に必要な皮脂まで取り除いてしまい、それも皮膚のバリア機能の低下につながります。すすぐときは、ぬるま湯を使用するようにしましょう。

洗顔後タオルで顔を拭く際も、こすらないように注意します。ゴシゴシとタオルを動かすのではなく、タオルで顔をやさしく押さえて水分を吸収させるようにしましょう。

 

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顔がかゆいときの対処法


(※画像はイメージです。)
顔がかゆいときは、どのように対処するとよいのでしょうか。かゆみがあるときの対処法をみていきましょう。

かゆみがあっても肌をかかない

顔がかゆいと、ついかきたくなるものですが、かくと余計にかゆみが増したり、かゆい部位が広がったりして症状の悪化につながります。

そのほか、肌をかきむしると肌表面の角層にダメージを与えてしまいます。角層がダメージを受けると、皮膚のバリア機能が損なわれてしまい、症状の悪化やさらなる肌トラブルにつながるかもしれません。

かゆみが強いときは肌を冷やす

かゆくて我慢できないときは、濡れタオルや保冷剤などを使って肌を冷やすのがおすすめです。保冷剤はハンカチやタオルなどでくるみ、直接肌に当てないように注意しましょう。

かゆみが広範囲に及ぶ場合は、冷たいシャワーを浴びるのもよい方法です。

かゆいときに冷やすと、かゆみの知覚神経の興奮を鎮めることができます。かゆいと感じたら冷やすようにして、無意識にかいてしまうことを避けましょう。

汗はこまめに拭く

皮膚のバリア機能が低下した肌にとって、汗は刺激となります。汗をかいたらこまめに拭き取って、汗による刺激を防ぎましょう。

加えて、汗をかいてそのままにしていると、皮膚のうえで雑菌が繁殖し、かゆみが強まるおそれがあるほか、あせもなどの肌トラブルにつながることも考えられます。

外出先にもタオルやハンカチなどを持参して、汗をかいたらすぐに拭きましょう。

かかずに市販薬でかゆみを抑える

強いかゆみが出ている場合は、抗炎症有効成分が配合されたかゆみ止めクリームなどの市販薬を使用するのもおすすめです。

用法や容量を守りつつ、1週間程度使用して様子をみましょう。

1週間程度使用しても症状が改善されない場合は、ほかの疾患も考えられるため皮膚科を受診することをおすすめします。

 

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まとめ

顔がかゆい場合、さまざまな原因が考えられます。顔がかゆくなり始めたタイミング、季節、かゆみ以外の症状の有無などから、まずは何が原因なのか考えてみましょう。

そして、症状がひどくないようであれば、必要に応じて市販薬を使用しつつ様子をみましょう。

ただし、市販薬を使用しても効果が出ない、症状が悪化したといった場合は、すぐに皮膚科を受診し、適切な治療を受けることが大切です。

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かゆみには【ユースキンI(アイ)】



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