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「ユースキン」と「ユースキン シソラ クリーム」は何が違う?それぞれの使い方も紹介

「ユースキン」と「ユースキン シソラ クリーム」は何が違う?それぞれの使い方も紹介

ユースキン製薬の製品で広く知られているのは、ひび・あかぎれ・しもやけの効能を持つオレンジ色のパッケージの「ユースキン」です。その他にも数多くの製品を製造しておりますが、肌が敏感な方にもお使いいただける緑色のパッケージの「ユースキン シソラクリーム(以下シソラ クリーム)」はご存じでしょうか。ドラッグストアなどで見かけて、「定番のユースキンとどう違うのだろう?」と疑問に思った方もいるのではないでしょうか。今回は、「ユースキン」と「シソラ クリーム」の違いについて解説いたします。


この記事は約7分で読み終わります。

「ユースキン」と「シソラ クリーム」、それぞれの特長は?違いは何?


「ユースキン」と「シソラ クリーム」には、どのような違いがあるのでしょうか?それぞれの特長と違いについてみていきましょう。

1:効能の違い

「ユースキン」と「シソラ クリーム」では、使用目的と効能が異なります。それぞれの違いを知って、自分に合ったものを選びましょう。

■ユースキン
「ユースキン」の効能はひび・あかぎれ・しもやけです。高保湿のクリームで手荒れを治します。

■シソラ クリーム
「シソラ クリーム」は、皮膚にうるおいを与える、皮膚を保護するクリームです。皮膚のバリア機能が低下して刺激を感じやすい肌のスキンケア(顔・からだ)にお使いいただけます。
その他、皮膚の乾燥防止、かみそりまけの防止、日焼けや雪焼け後のほてりの防止などにも効果があります。


2:有効成分と区分表示との違い

「ユースキン」と「シソラ クリーム」では、それぞれの効能を発揮するために異なる有効成分が配合されています。有効成分とは、医薬品や指定医薬部外品、医薬部外品などに含まれる成分のうち、その製品の目的である効果を表す成分のことをいいます。

■ユースキン
【有効成分とその働き】
・トコフェロール酢酸エステル(ビタミンE誘導体):血行を促進します
・グリチルレチン酸:炎症を抑えます
・dl-カンフル:炎症を抑えます
・グリセリン:皮膚の柔軟性を回復します

そして、うるおいを与える成分としてヒアルロン酸Na、ビタミンCの2つの成分が配合されているのが特長です。

■シソラ クリーム
【有効成分とその働き】
・トコフェロール酢酸エステル(ビタミンE誘導体):血行を促進します
・グリチルリチン酸ジカリウム:炎症を抑えます

外部刺激に敏感な肌を、うるおい成分しその葉エキスでやさしく保湿する「しそモイストバリア処方」が特長です。
また、「無香料」「無着色」「ノンアルコール」の低刺激処方となっており、お子様や敏感肌の方にもお使いいただけます。(※ただしすべての方に皮膚刺激が起きないというわけではありません。)

「ユースキン」と「シソラ クリーム」は区分表示も違います。区分表示とは、薬機法で定められた定義に基づいたスキンケア用品の分類のことで、「医薬品」「指定医薬部外品」「医薬部外品」「化粧品」の4つに分けられます。

■ユースキン(区分:指定医薬部外品)
指定医薬部外品とは、もともと治療目的で使用する医薬品であったものの中で、規制の緩和により、比較的副作用などのリスクが低いと認められたもののことを言います。

■シソラ クリーム(区分:医薬部外品)
医薬部外品とは、有効成分が配合され主に「予防」を目的に使用するもののことをいいます。

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3:テクスチャーや香りの違い

テクスチャーや香りの違いは以下のとおりです。

■ユースキン
こっくりしたクリームで、よく刷り込んでいただくと「するん」とした感触に変わります。
有効成分dl-カンフルのスッとした香りがします。ビタミンB2によりクリームの色が黄色ですが、お使いいただいても肌が黄色くなることはありません。

■シソラ クリーム
軽いテクスチャーで、すーっと伸びが良いクリームです。匂いは無く、無香料のクリームです。

4:ラインナップの違い

「ユースキン」と「シソラ クリーム」では、ラインナップも異なります。

■ユースキン
「ユースキン」はクリームのみです。容器はポンプタイプ、チューブタイプ、ボトルタイプがあります。さまざまなタイプの容器がありますが、中のクリームはすべて同じです。用途に合わせてお選びいただけます。それぞれの容器の特長は以下の通りです。

<ポンプタイプ>
フタを回して開け閉めする必要がないため、使いたいときに手軽にさっと使うことができます。また180gの大容量でみんなで衛生的にお使いいただけます。中のパウチを交換して容器を繰り返し使えるため、プラスチックの削減にもつながります。

<チューブタイプ>
チューブタイプは、衛生的にお使いいただけます。サイズは30g、40g、80gの3種類あります。30gはチューブが細く、鞄やポケットに入れて持ち運ぶのに便利です。40gと80gはヒンジキャップですが、キャップを回して外すこともでき、チューブの中に残ったクリームを指ですくって最後まで無駄なく使えます。

<ボトルタイプ>
お家で普段使いするのに便利なサイズ、形状です。塗る範囲に合わせて手に取るクリームの量を調節しやすいです。


■シソラ クリーム
「シソラ クリーム」は、チューブタイプ(38g)とボトルタイプ(110g)の2種類のサイズがあります。ボトルタイプはお家用に、チューブタイプは持ち運びに便利です。
また、クリーム以外にも、ボディシャンプーの洗うアイテム、ローションやフェイスマスクのうるおすアイテム、UVミルクの守るアイテムがあり「シソラシリーズ」として展開しています。

 

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「ユースキン」の効果的な使い方


ユースキンとシソラでは使用目的が異なるため、使い方が違います。
まずは、ユースキンの効果的な使い方を紹介します。

塗る際のポイント

入浴後や手を洗った後など、患部を清潔にしたうえでクリームを塗ります。
ユースキンを効果的に使うためには「量」「塗り方」「タイミング」が大切です。

《量》
通常は人差し指の第一関節まで、手荒れがひどいときは第二関節までの量を使いましょう。



《塗り方》
ハンドマッサージをしながら肌によくすり込みましょう。クリームのベタつきがなくなり、「するん」としたら肌に浸透したサインです。ハンドマッサージの詳しいやり方は下記の通りです。

1.手の甲にクリームをたっぷり取ります。
2.両手の甲を重ね合わせて、少しずつ広げます。
3.手のひらを使ってしっかりとすりこむようになじませます。(親指側から小指側へ)
4.指の一本一本に、丁寧に塗り伸ばします。(親指から順に)
5.爪のまわりを押しながらマッサージ。
6.両手の指を組んで指の股にも塗ります。指の股は、特に乾燥しやすいので必ずケアを。
7.親指と人差し指の間を気持ちの良い強さで押します。



ユースキンを使ったハンドマッサージをご紹介します。


《タイミング》
日中手荒れが気になるときに加えて、夜寝る前にハンドマッサージしながら念入りに塗りましょう。手荒れがひどいときは、よくすり込んで綿の手袋をしてから休むと良いでしょう。

手以外のおすすめの使用方法

ユースキンは手だけでなく、お肌に合っていればお顔から全身にお使い頂けます。おすすめの使い方をご紹介します。

【かかと・足指】

足は体重を支えるため負荷がかかりやすい部位です。また、かかとは皮脂腺がなく乾燥しやすいうえに、ひび割れると痛みが伴います。クリームを塗って保湿しましょう。
かかと・足指のマッサージに適切なクリームの量は、片足に付き人差し指の第一関節までです。もちろん、かかとの荒れがひどいときは、クリームを多めに使用するようにしましょう。
またフットマッサージをしながら塗ることで血行促進の効果があります。しもやけにならないようにするためにもフットマッサージしながら塗ることをおすすめします。フットマッサージの詳しいやり方は以下の通りです。

1.クリームを指に取ったら、両手を使って足の甲、裏、指に伸ばします。
2.足指も1本ずつマッサージしていきましょう。
3.最後にかかとにもたっぷりとクリームを塗ったらお手入れ終了です。

就寝前にフットマッサージをして、かかと靴下を履いてから休むのを習慣にしましょう。


【ひざ下】

ひざ下も乾燥しやすい部位なので、「ユースキン」で保湿するのがおすすめです。
ひざ下のマッサージには、人差し指の第二関節までの量が片足分の目安です。おすすめの塗り方は以下の通りです。

1.クリームを指に取ったら、両手を使ってひざ下全体に伸ばしましょう。ムラのないようにまんべんなく伸ばすのがポイントです。
2.くるぶし部分は、小さい円を描くようにしてなじませます。
3.すねとふくらはぎの部分は、手のひらを使って下から上に向かってマッサージしましょう。
4.手のひらで包み込むようにして、ひざにクリームをなじませます。


ユースキンを使ったフットマッサージをご紹介します。

 

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「シソラ クリーム」の効果的な使い方


「シソラ」は普段のスキンケアのタイミング(洗顔後、お風呂上りなど)で顔や身体に使用します。低刺激性なので、敏感肌の方はもちろん、お子様のスキンケアにもおすすめです。シソラ ローションとクリームを使った顔へのケアの仕方は以下の通りです。

1.お風呂上がり5分以内にローションで保湿します。
2.ローションを手に適量(10円玉大)取ったら、手のひらで温めてからローションを塗ります。顔の中心から外側に向かって両手で大きく円を描くようにして塗り伸ばしていきます。
3.ローションを塗った後はクリームを適量(第1関節)取って、同じように顔の中心から外側に向かって大きく円を描くように塗り伸ばしましょう。
4.全体にクリームを塗ったら、両手で顔全体を包み込むようにやさしく押さえてなじませます。


シソラローションで肌に水分を与えた後に、クリームで入念に保湿ケアを行うのがポイントです。

 

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まとめ

「ユースキン」と「シソラ クリーム」では使用目的や効能が異なるため、配合されている成分や区分、テクスチャーなどにも違いがあります。
乾燥からくる手荒れなどのケアにはユースキン、敏感肌の方で肌にやさしいスキンケアを探している方は洗浄、保湿、UVケアまで展開しているシソラがおすすめです。

※参考
ユースキン製薬を代表する3つのクリームの違い

手荒れを治す高保湿クリーム【ユースキン】

刺激を感じやすい肌のスキンケアに【シソラ】


 

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