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この肌荒れはストレスのせい?心と肌の関係性や対処法を紹介

この肌荒れはストレスのせい?心と肌の関係性や対処法を紹介

肌荒れがなかなか良くならない、肌荒れの原因がはっきりしないというときは、ストレスが影響を与えているかもしれません。普段の生活を見直し、適切なストレスケアをすれば、肌の状態をより良いものに近付けられます。今回は、肌とストレスの関係やスキンケアのポイント、ストレスと上手に付き合う方法を詳しく紹介します。


この記事は約6分で読み終わります。

肌荒れとストレスの関係性


心と身体、ストレスと肌荒れには密接な関係があります。心が強いストレスにさらされると身体の中ではさまざまな変化が生じ、肌の不調を引き起こすと考えられています。

ストレスは、自律神経のはたらきを乱す一因です。自律神経は身体を正常に保つための機能で、交感神経と副交感神経がバランスを取りながら、脈拍・体温・臓器の働きなどをコントロールしています。交感神経と副交感神経には、それぞれ次の特徴があります。

・交感神経:起きているとき、緊張状態にあるときに優位になる
・副交感神経:寝ているとき、リラックスしているときに優位になる


心に負担がかかると、身体はストレスに対抗するために交感神経を優位に切り替えます。その状態が長く続くと自律神経のはたらきが乱れ、身体にさまざまな不調が生じやすくなります。

なかでも、肌に影響を与えるのは、次の2つの変化です。

・ホルモンバランスが乱れる
・皮膚のターンオーバー機能が低下する


ここからは、ストレスが肌荒れを引き起こすメカニズムをみていきましょう。

ホルモンバランスが乱れる

ストレスによって自律神経のはたらきが乱れると、ホルモンバランスが崩れます。その結果、女性の場合、男性ホルモンが増加し、皮脂の過剰分泌によってニキビができやすくなるといわれています。

ストレスに起因するニキビは、男性ホルモンの影響で、ひげが生える場所にできる傾向があります。あご周辺やフェイスラインにニキビができたら、ストレスの影響を受けている可能性があります。

皮膚のターンオーバー機能が低下する

ストレスの影響で自律神経が正常に機能しなくなると、皮膚の細胞が生まれ変わるサイクル=皮膚のターンオーバーに乱れが生じます。ストレスを受けて交感神経が優位になったために血流が滞り、生まれ変わろうとする皮膚細胞に酸素・栄養が運ばれにくくなるためです。

皮膚のターンオーバーの乱れは、皮膚のバリア機能を低下させます。皮膚のバリア機能が低下すると外部刺激に敏感に反応し、花粉やホコリなどの異物が触れただけでも肌に赤み・かゆみが生じます。

 

 

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肌荒れしているときのスキンケア方法


皮膚のバリア機能が低下した肌は、刺激に敏感です。デリケートな状態の肌に余計な負担をかけないためにも、刺激の少ない手入れを心がけましょう。使用するスキンケア用品も、低刺激性のものを選ぶことをおすすめします。

肌荒れしているときのスキンケアは、次の3点を重視しましょう。

・洗顔
・保湿
・紫外線対策

洗顔

洗顔は肌の刺激となる汚れを落とし、清浄に保つために重要なスキンケアです。しかし、間違った方法で洗顔すると逆に肌に負担をかけやすいので、正しい手順で行う必要があります。

肌が荒れているときはたっぷりの泡を使い、顔を包むようにていねいに洗うことが大切です。泡立てネットを活用してキメ細かい泡を作り、大きく円を描くように手指を動かして洗いましょう。

汚れを落とそうと肌をこすると刺激となってしまうため、泡をクッションにするのがポイントです。敏感肌におすすめの洗顔料の選び方や洗顔方法については、下記の記事でも詳しく解説しています。

敏感肌におすすめの洗顔料は?選び方や正しい洗い方

保湿

肌が敏感な時期は乾燥しやすい傾向があります。肌荒れしたときは、念入りな保湿を心がけましょう。肌に必要な水分と油分を補給すると、低下した皮膚のバリア機能が整います。

保湿ケアは、汚れをしっかり落としてからするのが原則です。うるおいを逃がさないためにも、洗顔後はすぐに化粧水・乳液・クリームの順に使って保湿しましょう。肌荒れをしているときは、低刺激でかつ皮膚のバリア機能をサポートする保湿成分を使ったスキンケア用品がおすすめです。

敏感肌におすすめのスキンケア用品の選び方については、下記の記事で解説しています。詳しく知りたい方は、こちらもチェックしてみてください。

敏感肌のスキンケア用品の選び方、正しいケア方法は?

■敏感肌の保湿におすすめの商品
ユースキン シソラローション
すーっとなじんで、さらっとうるおす乳白色の保湿ローションです。低刺激で外部刺激に敏感なピリピリ肌にうるおいを与え、バリア機能をサポートします。顔やからだに使えます。

ユースキン シソラクリーム
すーっとなじんで、しっとりうるおす白色の保湿クリームです。低刺激で外部刺激に敏感なピリピリ肌にうるおいを与え、バリア機能をサポートします。顔やからだに使えます。

いずれの商品もうるおい成分しその葉エキスを配合し、無香料・無着色・低刺激性にこだわった製品であるため、肌が敏感な方におすすめです。

紫外線対策

肌荒れしているデリケートな時期は、紫外線対策も重要です。皮膚は全身を包み、外部の刺激から身体を守る役割を担っています。太陽光を浴びると、肌は紫外線が内部に侵入するのを防ぐために、余分な角質で覆うようはたらきかけます。その結果、肌の表面は角質肥厚の状態になります。

一方、肌の内部では紫外線の影響で皮膚のバリア機能が低下し、水分が蒸発して乾燥しやすい状態になります。最終的に肌表面のキメが乱れて、肌がザラついたりゴワついたりしやすくなるため、毎朝のスキンケアに日焼け止めを塗りましょう。

日焼け止めの中には、成分によっては肌に負担をかけてしまうものもあります。肌荒れが気になるときは、「低刺激」と記載されたものがおすすめです。

紫外線対策について詳しく知りたい方は、下記の記事もチェックしましょう。
敏感肌に日焼けは大敵!日焼け止めの選び方や日焼け後の対処法 

■敏感肌の紫外線対策におすすめの商品
ユースキン シソラUVミルク
すーっとのびて、うるおう日焼け止めミルクです。紫外線吸収剤フリーで、うるおしながら守ります。無香料・無着色・アルコールフリー・低刺激で敏感肌に負担をかけにくく、肌荒れしている時期でも毎日のスキンケアにお使いいただけます。

 

 

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ストレスを溜め込まない秘訣


ストレスによって肌荒れしたときは、スキンケアだけでなく、心の負担を和らげる対策も必要です。ストレスを溜め込まない工夫で、肌をより良い状態に近付けましょう。

ストレスに対処するために日常のなかで意識したいのは、次の「3つのR」です。
・Rest (レスト)
・Recreation (レクリエーション)
・Relax (リラックス)


それぞれを詳しく解説します。

Rest (レスト)

「Rest (レスト)」は、休息・休養・睡眠を示します。ストレスを受けると心身に負担がかかり、無意識のうちに疲労します。肌荒れした際はゆっくり休んで、早めの回復を目指しましょう。

ストレスを感じたら、いつもより早く寝ることが大切です。とはいえ、悩みごとや不安があると寝つきが悪くなり、睡眠不足になりやすくなります。眠れないと疲労が蓄積し、されにストレスが溜りやすくなるので、短めの昼寝をするなどして、しっかり身体を休めるのもおすすめです。

仕事中もデスクワークの合間に積極的に席を立ち、一息入れるのを習慣にしましょう。栄養を意識した美味しい食事で英気を養うのも疲労回復に効果的です。

Recreation (レクリエーション)

「Recreation (レクリエーション)」は、趣味・娯楽・気晴らしなどの楽しみを意味します。楽しみは心の栄養であり、脳や身体を活性化させるのに役立ちます。軽い運動や楽器の演奏、ガーデニング、旅行など、興味のあるものや好きなことに前向きに取り組みましょう。

特におすすめなのは、軽めの運動です。身体を動かすと交感神経が優位になり、不安や悩みごとがあるときでもポジティブな気持ちになりやすいとされています。身体を動かすとストレスから滞っていた血流が改善され、皮膚のターンオーバーを促進し、肌に良い効果が期待できます。

そのほか、身体を温めてリラックスを誘い、ほどよい疲れで寝つきが良くなるなど、軽めの運動は良いことずくめです。乱れがちな睡眠リズムを整えて、ストレスに強い身体をつくりましょう。

Relax (リラックス)

「Relax (リラックス)」とは、くつろぎ、心身を癒す時間をもつことを意味します。ストレスを受けたときは交感神経が優位に立ち、心も身体も緊張しています。長引くほど負担が大きくなるため、緊張をほぐす工夫をしましょう。

リラックスする方法としては、音楽鑑賞・瞑想・ヨガ・ストレッチなどが代表的です。このほか、入浴したりアロマテラピーをしたりするのもおすすめです。

親しい人とおしゃべりをするだけで、心が癒されるときもあります。自分に合う方法でくつろぎの時間をもちましょう。

 

 

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まとめ

心と身体には、密接な関係があります。強いストレスは、ホルモンバランスを乱し、皮膚のターンオーバー機能を低下させて、肌荒れを引き起こす一因となります。肌の不調が逆にストレスとなり、心に負担をかける悪循環につながりやすいので、適切なスキンケアを心がけましょう。3つのRを意識した生活で、ストレスを溜め込まない工夫も必要です。

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肌にやさしいスキンケアシリーズ【ユースキン シソラ】

 
バリア機能が低下しがちな敏感肌におすすめなのが、ユースキン シソラです。昔からさまざまな機能があることが知られている“しそ”のうるおす力に着目して開発したのがシソラ。肌をうるおし、肌荒れを防ぐ低刺激性スキンケアシリーズなので、ピリピリ刺激を受けやすい敏感肌にもお使いいただけます。

シソラシリーズは「洗う」「うるおす」「守る」の3タイプ。「洗う」タイプには、肌のうるおいをまもってやさしく洗い上げるボディシャンプーと洗顔にぴったりのソープの2種、「うるおす」タイプには、顔やからだの保湿におすすめのクリームとローションの2種があり、チューブ・ポンプ・ボトルタイプから選べます。そして「守る」タイプには、毎日の紫外線から肌を守るUVミルクがあります。すべての製品が、無香料・無着色・低刺激処方です。

詳しくは、ユースキン シソラ ブランドサイトで。


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