皮膚のバリア機能とは?

皮膚のバリア機能とは、紫外線や乾燥、摩擦、細菌などの外部刺激から、肌内部を守る防護壁のような仕組みのことです。また、肌内部の水分が蒸発するのを防止する役割もあります。
バリア機能の主体は「角層」です。角層とは、皮膚の最も外側にある厚さ0.02mmほどの薄い膜のようなもので、次の3つの要素で構成されています。
・角質細胞:ケラチンや天然保湿因子(NMF)を含み、水分を取り込みキープする役割がある。
・角質細胞間脂質:細胞と細胞のすき間を埋めている、セラミドを主成分とする脂質。水分を抱え込む性質がある。
・皮脂膜:皮脂と汗が混ざってできる、皮膚表面にある膜のようなもの。水分の蒸発を防いだり、外部刺激を軽減したりする役割がある。
上記のすべてがバランスよく保たれることで、肌のうるおいがキープされ、外部刺激から守る力が生み出されるのです。
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皮膚のバリア機能が低下する原因

皮膚のバリア機能が低下すると、うるおいが減って外部刺激から守る力が弱まります。皮膚のバリア機能を維持するためにも、機能低下の主な原因を知っておきましょう。
乾燥
皮膚のバリア機能が低下する原因のひとつが乾燥です。肌が乾燥すると角層の構造が乱れ、バリア機能が十分に働かなくなります。
肌が乾燥する主な理由としては、空気の乾燥やエアコンの使用、熱いお湯での洗顔などがあげられます。
また、睡眠不足や栄養不足といった生活習慣の乱れが影響している場合も少なくありません。
バリア機能が低下すると、外部からの刺激や異物が侵入しやすくなり、かゆみが生じることがあります。かゆみで肌をかいてしまうと角層が傷つき、バリア機能がさらに損なわれるという悪循環に陥ることもあります。
紫外線ダメージ
皮膚のバリア機能を低下させる原因として、紫外線もあげられます。皮膚のバリア機能が正常に働くには、天然保湿因子(NMF)・角質細胞間脂質・皮脂膜のバランスを保つことが重要です。しかし、
紫外線は皮脂膜を酸化させ、このバランスを乱す要因となります。
また、紫外線を浴び続けることで肌表面に炎症が起こったり、乾燥しやすくなったりします。その結果、皮膚のバリア機能が十分に働かなくなります。
バリア機能が低下すると、肌荒れやかゆみが生じやすくなるだけでなく、シミやシワ、そばかすなどの肌トラブルにつながることもあります。紫外線は夏だけでなく一年中降り注いでいるため、季節を問わず対策を行うことが大切です。
摩擦
バリア機能の主体である角層は、ラップ1枚ほどの厚さしかないため、摩擦に弱く傷つきやすいのが特徴です。
洗顔のときにゴシゴシこすったり、タオルで力強く拭いたりするなどの行為でも角層がダメージを受け、皮膚のバリア機能が低下します。
また、マスクや衣類との摩擦でも角層が傷つくことがあるため、注意が必要です。


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皮膚のバリア機能が低下しているサイン
皮膚のバリア機能の低下は、見た目や感覚の変化として表れやすい傾向にあります。例えば、以下のような肌トラブルや肌悩みがある場合は、皮膚のバリア機能が低下している可能性が高いでしょう。
・肌がカサカサしている
・肌がゴワついている
・肌が赤くなっている
・肌にかゆみが生じている
・キメが乱れて、毛穴の開きが目立つ
上記が原因で化粧ノリが悪くなったり、いつも使っているスキンケア用品で刺激を感じたりすることもあります。
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皮膚のバリア機能を整えるためのスキンケア

皮膚のバリア機能が落ちていると感じたら、日々のスキンケアを見直してみましょう。まずは、肌に余計な刺激を与えないようにすることが重要です。
それに加えて、「洗う」「うるおす」「守る」の3点を意識したスキンケアを実践しましょう。以下で3つのポイントについて、さらに詳しく解説します。
やさしくクレンジング・洗顔をする
クレンジングや洗顔の際、「しっかり汚れを落としたい」と思うあまり、ゴシゴシとこすってしまっていないでしょうか。
強くこする洗い方は角層を傷つけ、バリア機能の低下につながります。
肌への負担を抑えるためにも、力を入れずにやさしく洗うことが大切です。クレンジングは指でそっとなでるように行い、洗顔はたっぷりの泡で包み込むようにしましょう。
また、洗浄力が強すぎるクレンジング剤や洗顔料を使用すると、必要な皮脂まで洗い流してしまい、乾燥を招くことがあります。そのため、刺激の少ないタイプや、敏感肌向けの製品を選ぶとよいでしょう。
すすぎはぬるま湯で行い、洗顔後はタオルでやさしく押さえるようにして水分を拭き取るよう心がけてください。
しっかり保湿をする
皮膚のバリア機能を整えるためには、角層の水分量を保つことが重要です。洗顔後は、化粧水で十分に水分を補いましょう。
夏場など、ベタつきが気になるからといって化粧水だけでスキンケアを終えてしまうと、水分が蒸発しやすくなったり、油分が不足したりすることがあります。
化粧水の後は、乳液やクリームを使用して水分の蒸発を防ぎ、うるおいを保ちましょう。
また、スキンケアの際に指で強くこすったり、肌を叩いたりするのは避けてください。両手でやさしく顔を包み込み、肌になじませるようにしましょう。
摩擦は角層に負担をかけるため、顔のマッサージも控えめにすることをおすすめします。


紫外線対策をする
紫外線は皮膚のバリア機能に悪影響を与えるため、
日常生活での対策が欠かせません。朝の洗顔とスキンケアが終わったら、最後に必ず日焼け止めを塗るようにしましょう。
肌への負担を抑えるために、日焼け止めは低刺激で伸びがよいもの、石けんやお湯で落とせるものを選ぶのがおすすめです。また、2~3時間に一回を目安に、こまめに塗り直すことも心がけましょう。


皮膚のバリア機能を健やかに保つための生活習慣
皮膚のバリア機能は、睡眠や栄養といった体の内側からの影響によって低下してしまうこともあります。バリア機能を維持させるためには、スキンケアはもちろん、生活習慣の見直しも欠かせません。
ここでは、皮膚のバリア機能を健やかに保つための生活習慣について解説します。
栄養バランスを意識する
食事から摂取する栄養は、皮膚のバリア機能の状態に大きく関わります。バリア機能の回復をサポートするためにも、次のような栄養素を意識して取り入れるとよいでしょう。
・タンパク質(鶏むね肉、卵)
・必須脂肪酸(青魚、ナッツ)
・ビタミンA(レバー、ホウレン草)
・ビタミンB群(豚肉、納豆)
・ビタミンC(ブロッコリー、キウイ)
・ビタミンE(植物油、かぼちゃ)
特定の栄養素に偏るのではなく、さまざまな食材を組み合わせた、栄養バランスのよい食事を心がけることが大切です。
良質な睡眠を取る
睡眠中は成長ホルモンの分泌により、肌の修復・再生が活発に行われます。そのため、睡眠不足が続くと皮膚のターンオーバーが乱れ、バリア機能の回復が追いつきにくくなります。
健やかなバリア機能を保つためには、十分な睡眠時間を確保することが大切です。
あわせて、睡眠の「質」にも目を向けましょう。例えば、就寝前のスマートフォンやPCの使用を控える、部屋を暗くしてリラックスできる環境を整える、毎日同じ時間に就寝して生活リズムを整える、といった習慣に取り組むのがおすすめです。
適度な運動をする
皮膚のバリア機能を保つためには、適度な運動も効果的です。運動によって血行が促進されると、肌に必要な栄養素が行き渡りやすくなります。
さらに、運動は睡眠の質の向上にもつながります。加えて、汗には天然保湿因子(NMF)の成分が含まれているため、肌にうるおいを与える効果も期待できます。
ただし、汗をかいたまま放置すると、かえって肌トラブルを招くことがあります。
運動後はできるだけ早めに入浴やシャワーで汗を流し、清潔な状態を保ちましょう。
運動の種類に特別な決まりはありませんが、無理なく続けられることが大切です。ウォーキングなど、日常生活に取り入れやすい運動から始めるとよいでしょう。
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まとめ
皮膚のバリア機能を守るには、乾燥や紫外線、摩擦を避け、顔をやさしく洗って保湿することが大切です。
あわせて、栄養バランスの取れた食事や良質な睡眠、適度な運動など生活習慣の見直しも欠かせません。外側と内側の両面からケアを続け、健やかでゆらぎにくい肌を目指していきましょう。
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バリア機能が低下しがちな敏感肌におすすめなのが、
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