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アルコール消毒で手荒れする原因は?症状と正しい予防・対処法を解説

アルコール消毒で手荒れする原因は?症状と正しい予防・対処法を解説

手洗いやアルコール消毒を繰り返すとバリア機能が低下し、乾燥やかゆみ、ひび割れなどの手荒れを招くことがあります。衛生対策は欠かせない一方で、正しいケアをしなければ症状が悪化する恐れもあります。
今回は、手洗いやアルコール消毒で手荒れが起きる原因や予防法、症状がひどい場合の対処法などについて解説します。
記事公開日:2026年2月27日


この記事は約6分で読み終わります。

手洗い・アルコール消毒で手が荒れる原因

感染症予防に役立つ手洗いやアルコール消毒ですが、何度も繰り返していると手荒れが起きやすくなります。

特にアルコール消毒は注意が必要です。アルコールには脂を取り除く強い作用があるため、皮脂膜(皮膚の表面のうるおい成分)まで落としてしまうことがあります。

皮脂膜はある程度時間が経てば元に戻りますが、頻繁にアルコール消毒をしていると、回復が追いつきません。皮脂膜が損なわれた状態が長時間続くと、皮膚のバリア機能が低下してしまいます。

皮膚のバリア機能が低下すると、肌内部の水分が蒸発して乾燥しやすくなるだけでなく、手肌がかゆくなったりひび割れたりすることもあります。

さらに皮膚の一番外側にある角層の構造が乱れて外部刺激にも弱くなるため、石けんやアルコールの成分に負けて炎症が起こるなど、手荒れのリスクが高まります。

 

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手荒れで見られる症状

アルコール消毒などが原因で手荒れが生じた場合、初期には皮膚の乾燥やカサつきといった症状が見られることが一般的です。

適切なケアを行わずに放置すると、症状が進行し、皮膚の赤みやかゆみが現れたり、洗剤などに触れた際に刺激を感じやすくなったりします。

さらに悪化すると、ひび割れやあかぎれが生じ、痛みを伴うこともあります。また、ブツブツとした湿疹が現れる場合もあります。

これらの症状は、いずれも皮膚のバリア機能が低下しているサインと考えられます。慢性化する恐れもあるため、乾燥などの初期症状に気づいた段階で、適切なケアを行うことが重要です。

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手洗い・アルコール消毒による手荒れを防ぐ方法

手洗いやアルコール消毒は手荒れの原因になる可能性があるものの、衛生面を考えると「回数を減らすのはイヤ」と思う方も多いでしょう。

しかし、今まで通りの手洗いやアルコール消毒を続けていると、手荒れが進行していくかもしれません。

しっかりと手洗いやアルコール消毒を行いつつ手荒れを予防するには、これまでのやり方を見直すことが重要です。そこで、手洗い・アルコール消毒による手荒れを防ぐ方法を紹介します。

手にやさしいハンドソープや消毒液を使う

「効果が高そう」などの理由で、洗浄力が強いハンドソープや消毒液を選んではいないでしょうか。しかし、洗浄力が強すぎる製品を使うと、皮膚に必要な皮脂まで洗い流される可能性があります。

手荒れが気になるなら、保湿成分が配合されているなど手肌にやさしいハンドソープや消毒液を選びましょう。手肌への負担を抑えることが、手荒れ予防につながります。

ぬるめのお湯で手洗いする

手荒れを防ぐためには、手洗いの際にぬるめのお湯を使用することも効果的です。熱いお湯で洗うと皮脂が必要以上に落ちやすくなり、乾燥の原因になります。

一方、冬場に冷たい水を使うと、「つらいから早く終わらせたい」という気持ちから洗い方が雑になり、十分に汚れを落とせないこともあります。熱すぎず冷たすぎない、適度な温度のお湯でていねいに手洗いをしましょう。

よく泡立ててから洗う

顔のスキンケアではやさしく洗うことを意識していても、手洗いになるとゴシゴシとこすってしまっている方もいるのではないでしょうか。強い力でこすると手肌に余計な刺激が加わり、皮膚のバリア機能が低下する恐れがあります。

手洗いの際も、洗顔と同じように石けんやハンドソープを十分に泡立てることが大切です。きめ細かい泡で包み込むようにやさしく洗うことで、手肌への負担を抑えながら汚れを落とせます。

泡が残らないようにしっかり洗い流す

石けんやハンドソープを使用した後は、泡が皮膚に残らないよう十分にすすぐことが大切です。

すすぎが不十分で洗浄成分が皮膚に残ってしまうと、刺激となり、手荒れを招くおそれがあります。特に指の間はすすぎ残しが起こりやすいため、ぬるま湯でていねいに洗い流すよう心がけましょう。

手洗い後の拭き取りはやさしくする

ゴシゴシとこすって洗うのと同様に、手洗い後の水分を強くこすって拭き取ることも皮膚への刺激になります。水分は、ハンドタオルやペーパータオルでそっと押さえるようにして拭き取りましょう。

「こするのがよくないなら、自然乾燥でもよいのでは?」と思う方もいるかもしれません。しかし、濡れたまま放置すると、水分が蒸発する際に皮膚内部の水分まで奪われ、乾燥しやすくなります。そのため、ていねいに水分を取り除くことが重要です。

特に指と指の間は水分が残りやすい部分です。細かなところまで意識して拭き取るようにしましょう。

アルコール消毒・手洗い後はクリームで保湿する

手洗いや消毒をした後は皮脂が洗い流されて乾燥しやすい状態になるため、こまめに保湿することが重要です。

ただし、効果的なアルコール消毒を行うには、手に取ったアルコールを15秒以上すり込んで、乾かす必要があります。ハンドクリームを使うのは、手が十分に乾いてからにしましょう。

また、ハンドクリームを塗る際に、ハンドマッサージを行うのもおすすめです。ハンドマッサージにより手のさまざまなツボを刺激することで、血行促進の効果が期待できます。

以下の手順を参考に、日々のケアに取り入れてみましょう。

【ハンドマッサージの手順】
1.人差し指の先から第一関節までの量のハンドクリームを、手の甲に乗せる。
2.左右の手の甲を合わせて、ハンドクリームを塗り広げる。
3.手のひらで、もう片方の手の甲にすり込むようになじませる。
4.指の一本一本をもう片方の手で包むようにし、丁寧に塗り伸ばす。
5.爪のまわりを軽く押してマッサージする。
6.手を組み合わせ、乾燥しやすい指の股にも塗り込む。
7.親指で、もう片方の親指と人差し指の間を、気持ちの良い強さで押す。

手の乾燥や手荒れが気になる場合は、人差し指の先から第二関節くらいまでの、たっぷりの量のハンドクリームを使いましょう。



ハンドマッサージのやり方については、以下の動画も参考にしてみてください。
ユースキンを使ったハンドマッサージ

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手荒れがひどい場合はどうする?

手肌に赤みやかゆみ、痛み、ひび割れなどの症状が強くみられる場合や、ブツブツができている場合は、手湿疹などの疾患が疑われます。

適切に対処しないまま放置すると、症状が慢性化し、長期間にわたって手荒れに悩まされることもあります。

なかなか手荒れが改善しない、症状が悪化している場合は、自己判断でのケアは控え、医療機関に相談することが望ましいでしょう。

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まとめ

感染対策の一環である手洗いやアルコール消毒ですが、頻繁に行うと皮膚のバリア機能を低下させ、手荒れを引き起こす場合があります。

手洗いやアルコール消毒を行った後は、ハンドクリームを使ってしっかり保湿ケアをしましょう。また、低刺激のハンドソープや消毒液を使ったり、ぬるま湯で手洗いをしたりと、手洗いと消毒の方法を見直すことも大切です。

手荒れの症状がなかなか改善しない場合は、手湿疹などの疾患の可能性もあるため、医療機関に相談してみましょう。

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