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日焼け止め、ちゃんと塗り直してる?塗り直しのポイント

日焼け止め、ちゃんと塗り直してる?塗り直しのポイント

紫外線対策に欠かせない日焼け止め。効果をキープするには、こまめに塗り直したほうが良いといわれていますが、どれくらいの間隔で塗り直すべきか悩む方もいるのではないでしょうか。
本記事では、そもそも日焼け止めは塗り直すべきなのか、また塗り直しが必要であればどれくらいの間隔で行うべきなのか解説します。日焼け止めは、正しく使って初めて効果を最大限に発揮できるものです。塗り直すタイミングを把握して、日焼け防止に役立てましょう。


この記事は約8分で読み終わります。

日焼け止めは2~3時間おきに塗り直すことが大切



朝、きちんと日焼け止めを塗っても、塗り直しをしないと日焼け止めの効果はキープできません。日焼け止めの効果を保つためには、2~3時間おきに塗り直しましょう。

2~3時間と聞いて、「そんなにこまめに塗り直す必要があるの?」と驚く方もいるかもしれません。2~3時間おきに塗り直すとなると、一日に何度も日焼け止めを塗り直すことになります。

たとえ日中屋内にいたとしても、紫外線から逃れられるわけではありません。屋内であっても紫外線は窓ガラスを通過するため、こまめに塗り直す必要があります。

汗や水で濡れたときはよりこまめに塗り直しを

状況によっては、2~3時間の間隔にこだわらず塗り直したほうが良いこともあります。

例えば、汗をかいた後です。汗をかくと汗と一緒に日焼け止めが流れ落ちてしまうことがあります。また、汗をタオルで拭くことでも日焼け止めは落ちてしまうことがあるため、すぐに塗り直しましょう。

同様に、水に入ったり、水を浴びたりした際も日焼け止めは落ちてしまうことがあります。海やプールで泳ぐ場合も、頻繁に塗り直しましょう。

日焼け止めを塗り直す際は、あらかじめティッシュやハンカチなどで肌表面の水気を拭き取りましょう。特に、泳いだ後で肌が濡れている場合、塗り直す前にタオルで水分をしっかりと拭き取っておくことが大切です。

水気が残ったままだと、ムラなく塗り直しするのが難しく、せっかく塗り直しても日焼け止めが落ちやすくなります。日焼け止めの効果を十分に得るためには、水気のない肌にていねいに塗ることが大切です。

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【塗り直す前に】日焼け止めの正しい塗り方をおさらい!

日焼け止めの塗り方次第では、日焼け止めの効果を最大限に得られないこともあります。日焼け止めは、とにかくムラなく均一に塗ることが大切です。

ムラがあると日焼け止めで肌を守れていない部分が残ってしまうため、紫外線のダメージを受けやすくなります。

また、日焼け止めは使用量が少な過ぎても、十分な効果が発揮できません。少量を使うのではなく、たっぷりの量の日焼け止めを塗るようにしましょう。

ここからは、部位別に日焼け止めの塗り方を紹介するので、確認してみてください。

日焼け止めをムラなく塗るためには、5点置きをしましょう。大きめのパール粒大くらいの量の日焼け止めを手に取ったら、両頬、鼻、額、あごの5点に置いてから、塗り広げていきます。

このときに手のひらではなく、指全体を使ってすみずみまで塗るのがコツです。顔の中心から外側に向かって、ムラなく塗っていきましょう。

全体を均一に塗り終えたら、同量の日焼け止めを手に取り、再度5点置きして全体に重ね塗りするのがおすすめです。重ね塗りすることでムラや塗り残しが生じるのを防ぎ、日焼け止めの効果を持続させるのに役立ちます。

特に、日焼けしやすい頬、鼻、額、あごといった部位は、ていねいに重ね塗りしておきましょう。これらの部位は日焼け止めが落ちやすい部位でもあるので、しっかりとカバーしておくことが大切です。

また、耳や小鼻のわき、フェイスラインといった部位は塗り忘れやすいので、注意しながら塗るようおすすめします。

首元

顔はしっかりと日焼け止めを塗っても、首元はおろそかになってしまうこともあるでしょう。首元は年齢が出やすい部位でもあるので、きちんと紫外線対策をすることが大切です。

首元に日焼け止めを塗る際は、適量を手に取って首筋にのせ、首筋からあごの下に向かってなじませます。首はシワが入りやすいので、皮膚をしっかりと伸ばしながら塗るのがおすすめです。

親指以外の4本の指を使って左右交互になでるように伸ばしたら、デコルテ全体や首の後ろ、うなじにもムラなく伸ばしましょう。

特に、首の後ろやうなじは塗り忘れやすい部位です。紫外線は前からだけでなく後ろからも浴びるため、首の後ろやうなじにもていねいに塗ることをおすすめします。

ボディ

腕や足など、ボディは塗る範囲が広いので、日焼け止めを容器から直接肌の上に出して塗りましょう。この際、塗る範囲に合わせて線状にたっぷりと出すのがポイントです。

日焼け止めを線状に出したら、手のひら全体で大きく円を描くようなイメージで塗り広げます。このとき、肌をこすらないように、やさしく塗るように意識しましょう。

ボディは範囲が広いので、急いで塗ると塗りムラが起きやすいです。すみずみまでていねいに、かつ均一に塗ることを心がけましょう。

手の甲から腕にかけては日焼けしやすい部位です。顔と同様、全体を塗った後に重ね塗りをして、紫外線から肌をしっかりと守りましょう。

また、海やプールでは日焼け止めをこまめに塗り直すことに加え、全体的に重ね塗りするなどして普段よりも多めに塗ることをおすすめします。

塗り残しの多い部位に注意

日焼け止めはムラなく塗ることが大切です。塗りムラがあると、その部分は紫外線防止効果が得られません。 塗り残しが多い以下の部位は、特に意識して日焼け止めを塗りましょう。

髪の生えぎわ

顔はしっかりと塗っていても、生え際は日焼け止めが塗れていないことがあります。ローションタイプの日焼け止めを使うと、髪についてもベタつきにくく、ストレスフリーに使用できます。

小鼻

小鼻のわきや凹凸がある部分は塗り残しやすい部位なので、ていねいに塗りましょう。

耳も塗り残しやすく、うっかり日焼けが起きやすい部位です。塗るタイミングを決めておくと、塗り忘れを防げます。

フェイスライン

首と頬を塗るタイミングで、しっかりと塗っておくのがおすすめです。

首の後ろ

首の前側は塗っても、後ろ側は忘れやすい部分です。首の後ろも首を塗るときに欠かさず塗りましょう。

ひざの裏

足全体を塗った後に、ひざの裏もきちんと塗るのを習慣にしましょう。

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メイクの上からでもヨレない塗り直しの方法

日焼け止めはこまめに塗り直しが必要とはいえ、メイクをしている状態で塗り直すのは難しいものです。 メイクのヨレを防ぎつつ、日焼け止めを塗り直すにはどうすればよいのでしょうか。メイクの上から日焼け止めを塗り直す方法を紹介します。

きれいに塗り直すならメイクを軽く落としてから

きれいな仕上がりを目指すなら、メイクは軽く落としてから日焼け止めを塗り直すのがおすすめです。以下のステップで塗り直しましょう。

1.顔の汚れや皮脂をティッシュで拭き取る

ティッシュで肌の表面をやさしく押さえて、汚れや皮脂を拭き取りましょう。このひと手間を加えることで、仕上がりが大きく変わります。

2.日焼け止めを顔全体に伸ばす

日焼け止めを顔全体に伸ばします。大きめのパール粒大くらいの量を取り、両頬、額、鼻、あごの5点に置いてから、ムラのないようにていねいに塗り広げましょう。

3.ファンデーションを重ねる

日焼け止めを顔全体にムラなく塗ったら、その上からファンデーションやパウダーを重ねます。薄く重ねる程度に仕上げると、メイク崩れを防げます。化粧直しに使うファンデーションやパウダーは、紫外線防止効果のあるものがおすすめです。

 

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手軽に塗り直すならスプレータイプがおすすめ

日焼け止めにはいろいろなタイプがありますが、手軽に塗り直しができるのがスプレータイプです。ローションや乳液、ジェルやクリームのタイプは、手を使って塗らないといけないため、手間に感じることがありますよね。

その点、スプレータイプだと汗や皮脂などをティッシュやハンカチで軽く押さえた後に、スプレーするだけで簡単に塗り直しができます。メイクの上から使える製品も多いので、特に顔の日焼け止めの塗り直しには便利なアイテムです。 ただ、スプレータイプを顔に使用する際は、顔に直接スプレーできる製品か確認してから使用しましょう。

手軽に使えるスプレータイプですが、塗りムラができやすく、スプレーする際に周囲に飛び散りやすいといったデメリットもあります。 デメリットも考慮しつつ、使用する部位や使用感などで日焼け止めを使い分けるようにしましょう。


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日焼け止めの塗り直しで気になる疑問

日焼け止めはこまめに塗り直すことが大切だとはいえ、紫外線防止効果の高い日焼け止めを使用する場合や室内で過ごす場合は、塗り直しは必要ないと思う方もいるかもしれません。

実際はどうなのでしょうか。疑問にお答えします。

SPFやPAが高ければ塗り直さなくてもいい?

日焼け止めを選ぶ際の目安となるのが、パッケージに記載されているSPF値とPA値です。

SPFは肌の炎症やシミ、そばかすなどの原因となるUV-Bの防止効果を表し、PAはシワやたるみの原因となるUV-Aの防止効果を表します。

SPFは数値が高いほど、PAは+の数が多いほど紫外線防止効果が高く、最大値はSPF50+、PA++++です。

日焼け止めの紫外線防止効果をあらわすSPFとPAの値が高ければ、「塗り直しの必要はないのでは?」と思う方もいるかもしれません。

しかし、どんなに紫外線防止効果の高い日焼け止めでも、汗や摩擦などで落ちてしまいます。日焼け止めが落ちてしまった部分は無防備な状態になってしまうため、SPFとPAの値が高いかどうかに関係なく、塗り直しは必要です。

室内にいれば塗り直さなくてもいい?

通勤時は日焼け止めを塗って出かけても、オフィス内での仕事だと日焼け止めを塗り直す必要はないように思えるものです。

しかし、室内だからと油断していると、うっかり日焼けをすることになりかねません。なぜなら、紫外線は窓を通過するため、屋外だけでなく室内にも入ってくるからです。

屋内での仕事でも、窓際や日差しが入りやすい場所にデスクがあったり、換気などの理由で窓に近づいたりする場合は、こまめに日焼け止めを塗り直すことをおすすめします。

自宅で過ごす場合も同様に、窓のある部屋で過ごすのであれば、日焼け止めはこまめに塗り直しましょう。

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まとめ

日焼け止めの効果を保つためには、2~3時間を目安にこまめに塗り直すことが大切です。また、汗をかいたり海やプールで泳いだりした際は、2~3時間おきにこだわらず、こまめに塗り直しましょう。

また、日焼け止めの効果を最大限に発揮するには、たっぷりの日焼け止めをムラなく塗ることが欠かせません。本記事で紹介した方法を参考に、ていねいに日焼け止めを塗って紫外線から肌を守ってくださいね。

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