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日焼けで皮がむけてしまった!皮膚トラブルを避ける対処法

日焼けで皮がむけてしまった!皮膚トラブルを避ける対処法

夏の暑い日の外出やレジャーなどで日焼けをして、その後、皮がむけてしまうことがありますよね。一定期間が経つと元に戻るとはいえ、目立つ部分の皮がむけていると気になるものです。そこで今回は、なぜ日焼けすると皮がむけてしまうのか、そして、皮がむけたときはどのように対処すると良いのか解説します。適切な対処法を知り、肌トラブルを回避しましょう。


この記事は約10分で読み終わります。

日焼けで皮がむける理由



なぜ、日焼けをすると皮がむけてしまうのでしょうか。その理由を知るためには、皮膚の構造について理解する必要があります。

私たちの肌は、「表皮」「真皮」「皮下組織」の3つの層でできています。皮むけなどのトラブルが発生するのは、皮膚の表面にある表皮の部分です。

表皮はさらに内側から「基底層」「有棘(ゆうきょく)層」「顆粒(かりゅう)層」「角層」の4つに分かれています。基底層で生まれた皮膚の細胞が細胞分裂を繰り返して有棘層、顆粒層を経て角層へと押し出され、古くなると垢としてはがれ落ちるようになっています。

これを皮膚のターンオーバーと呼び、ターンオーバーが正常に行われることで、私たちの肌は健康な状態を保つことができているのです。

皮膚のターンオーバーは諸説あるものの、一般的には約28~42日のサイクルで起きると考えられています。しかし、生活習慣の乱れや外的なダメージの影響により、ターンオーバーが乱れると、肌荒れなどのトラブルが起きやすくなるのです。

紫外線は皮膚のターンオーバーの乱れを引き起こす原因のひとつです。紫外線を浴びると、ダメージを受けた細胞を修復しようとして皮膚のターンオーバーが早まり、結果として皮むけなどのトラブルが起きやすくなります。

 

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皮むけを引き起こすのは「UV-B」

紫外線のうち地上に届き、肌にダメージを与えるのは「UV-A(紫外線A波)」と「UV-B(紫外線B波)」です。どちらも日焼けを引き起こすものですが、それぞれ肌に与える影響が異なります。

・UV-A

UV-Aはサンタンを引き起こします。サンタンとは、紫外線を浴びた後にメラニンが産生されて肌が黒くなるタイプの日焼けです。ただし、UV-Aの影響は肌を黒くするだけに留まりません。

UV-Aは波長が長く、肌の奥の真皮にまでダメージを与えます。その結果、肌にハリや弾力を与えている真皮のコラーゲンやエラスチンがダメージを受け、シワやたるみなどの原因となるのです。

・UV-B

UV-Bはサンバーンの原因となります。サンバーンとは、日焼け後に皮膚に赤みや痛みが出たり、水ぶくれができたりするタイプの日焼けです。

UV-Bは波長が短いもののエネルギーが強く、肌の表皮の細胞にダメージを与えます。日焼け後の皮むけはUV-Bの影響によるもので、UV-Bを浴びてダメージを受けた細胞の残骸がはがれてきているものです。

 

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日焼け後すぐの対処法

 日焼け後に肌が赤くなり、ヒリヒリする、痛みがあるといった場合、早めに適切なケアをすることが大切です。そのまま放置すると、症状が悪化してしまう恐れがあります。

日焼けした肌は、以下の流れでケアをしましょう。

患部を冷やす

日焼けした後の肌は、軽いやけどを起こしている状態です。通常のやけどのときと同様、まずは冷やして肌のほてりを鎮めましょう。

赤みや痛みがある部位を、以下のアイテムを使って冷やすのがおすすめです。

・冷やしたタオル
・保冷剤
・氷水を袋に入れたもの


これらのものを使って患部を冷やすと、痛みやヒリヒリ感が軽減します。保冷剤はそのまま肌に当てると肌の刺激になるため、タオルなどを巻いて使用すると良いでしょう。タオルを裏返す、保冷剤や氷水を替えるなどしながら、肌のほてりが取れるまで冷やします。

ぬるま湯で入浴する

日焼けをした場所が赤くなってヒリヒリしているときや、水ぶくれになっているときに熱いお湯につかるのは避けましょう。熱いお湯が刺激となり、痛みや炎症がより強くなってしまうことがあります。症状が落ち着くまでは熱いお湯につからず、38~40℃のぬるま湯やシャワーで済ませるようにしましょう。

長時間の入浴は皮膚の乾燥を助長してしまうことがあるため、入浴時間は10分程度にしておくことをおすすめします。また、体を洗うときはタオルでこするのではなく、たっぷりの泡でやさしく洗いましょう。

普段から43℃を超えるような熱い温度での入浴が好きな方や、体を石けんでゴシゴシ洗っている方は、肌に必要な皮脂まで取り除いてしまう可能性があり、肌の保湿機能低下につながっていることもあります。日焼け後に皮膚が乾燥していると感じる方は、普段の入浴習慣を見直すと良いでしょう。

保湿をする

肌をよく冷やして、ほてりが落ち着いたら、保湿ケアをしっかりと行いましょう。

日焼け後の肌は水分が失われて乾燥した状態になっています。また、紫外線によるダメージを受け、肌が刺激に敏感になっているため、しっかりと保湿して肌を保護することが大切です。

いつものスキンケアと同様に、化粧水で水分を補給し、乳液やクリームで油分を与えます。スキンケア用品は、いつもよりたっぷりと使うことを意識するのがおすすめです。

ただし、ダメージを受けた肌を刺激しないように、普段よりもやさしくケアしましょう。肌をこすらないように注意し、パッティングは刺激となるので控えます。

日焼け後は肌が敏感になっていることから、普段使用しているスキンケア用品がしみたり、かゆみなどのトラブルを生じたりすることがあるかもしれません。そんな場合は、肌の状態が落ち着くまで低刺激性のスキンケア用品を使うようにしましょう。

低刺激性のスキンケア用品は、肌に刺激となりやすい成分を極力使用せず、肌に必要な水分と油分を与えるように作られています。日焼け後、敏感になっている肌を極力刺激せずに保湿できるのでおすすめです。

皮膚科を受診する

日焼けした後の肌を冷やしても、なかなか炎症が治まらず痛みが続くこともあります。

日焼けした肌に触れるとヒリヒリする場合は、ワセリンやオリーブオイルで保護することもおすすめです。また、日焼けはやけどの一種ですので、やけどの治療薬も使用できます。ただし、症状が改善しない、または症状が悪化している場合は、すぐに皮膚科を受診しましょう。

また、日焼け後の肌の痛みが強い、水ぶくれがあるといった場合は、一刻も早く適切な治療を受けることが大切です。セルフケアで様子をみるのではなく、すぐに皮膚科を受診することをおすすめします。

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皮むけは無理にはがさないこと

皮がむけてくると、気になってはがしたくなるものです。特に顔の場合、メイクをすると余計に皮むけが目立ったりすることもあり、「できるだけ早くはがしてしまいたい」と感じることもあるでしょう。

しかし、気になるからといって、日焼け後の肌の皮むけを無理にはがすのは良くありません。はがれかけている皮の下には、新しい皮膚が形成され始めているものの、未熟な状態です。

無理に皮をはがすと、まだ成熟していない皮膚も一緒にはがれてしまうかもしれません。そうすると、皮膚の表面がケガと同様の状態になり、かえって痛みが強くなったり、症状が悪化したりする恐れがあります。その結果、皮膚が元の状態になるまでに時間がかかってしまうこともあります。

日焼け後の肌は、とてもデリケートです。肌を回復させるためには、できるだけ刺激を与えないことが重要です。皮むけが気になっても、無理にはがすことのないようにしましょう。
日焼けによって皮膚が赤くなったりむけてしまったりしても、ほとんどの場合は自然に回復します。
どうしても皮むけが気になってしまい、はがしてしまったということもあるかもしれません。皮むけをはがして強い痛みが生じた場合は、すぐに皮膚科を受診して医師の診断をあおぎましょう。

 

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皮膚トラブルを避けるには普段からの対策が大切

日焼け後に適切なケアをすれば、皮膚トラブルを最小限に抑え、スムーズな皮膚の回復が期待できます。

とはいえ、皮膚トラブルが起きないよう、予防できるのが一番ですよね。皮むけなどの皮膚トラブルを防ぐためにできることを紹介します。

紫外線の強い時間帯の外出は避ける

日焼けによる肌の炎症、皮むけなどのトラブルを防ぐには、紫外線を極力浴びないことが大切です。紫外線の強さは一日のなかでも時間帯によって異なります。

紫外線が最も強いのは、午前10時~午後2時の時間帯といわれています。例えば、買い物は夕方涼しくなってから行く、銀行へは朝の早い時間に行くなど、紫外線の最も強い時間帯の外出はできるだけ避けましょう。

なるべく紫外線の強い時間帯を避けて朝や夕方に外出すると、それだけでも紫外線による肌への影響を抑えることができます。

また、天候にかかわらず紫外線は降り注いでいますが、雨や曇りの日の場合、晴天時よりも紫外線の強さが抑えられているのも事実です。急ぎの用事でなければ、晴天時は外出を控え、雨や曇りの日に外出日をずらすこともおすすめします。

ただし、曇りの日でも日中は紫外線が強いこともあるので、無防備で外出するのは良くありません。雨や曇りの日でも紫外線対策はしっかりと行って外出しましょう。

シーン別に日焼け止めを使い分ける

紫外線から肌を守るためには、日焼け止めを塗ることも大切です。生活シーンに応じて適切な日焼け止めを選び、適切な方法で塗りましょう。

日焼け止めを選ぶ際に確認したいのが、「SPF」や「PA」の数値です。

SPFはUV-Bを防ぐ指標で、1~50+までの数値で表示されます。数値が大きいほどUV-Bのカット効果が高く、SPF50+が最大値です。

PAはUV-Aを防ぐ指標で、+~++++までの4段階で表示されます。+の数が多いほど、UV-Aをカットする効果が高くなります。

SPF値とPA値は高ければ高いほど良いわけではありません。活動する場所や内容などによって適した数値は異なるので、シーン別に日焼け止めを使い分けることが大切です。

シーン別に日焼け止めを選ぶときの目安は、以下のとおりです。

シーン SPF PA
日常生活(買い物、散歩、通勤、通学など) SPF10~20 PA+~++
屋外での活動(軽いスポーツやレジャーなど)
SPF20~40 PA++~+++
日差しが強い日のアウトドアやレジャー
SPF30~50+
PA+++~++++

このなかで特に気を付けたいのが、日常生活のシーンでの日焼けです。

屋外での活動だと日焼けを気にする方も、近所に買い物に行く、洗濯物を干す、庭の植木に水をやるといったシーンでは油断することも多いようです。少しの時間でもと日焼け止めを塗らずに外に出ると、日焼けしてしまう可能性が高くなるので注意しましょう。

また、SPF値、PA値の高い日焼け止めを塗っている場合も、こまめに塗り直すことが大切です。日焼け止めは汗や衣類などとの摩擦によって落ちてしまうため、2~3時間に1回を目安に塗り直しましょう。

特に、海やプールでは日焼け止めが落ちやすく、こまめに塗り直すことが必要です。タオルで肌の水分を拭いた後には、日焼け止めを塗り直すことをおすすめします。

皮膚のターンオーバーを整える

皮膚のターンオーバーを整えることも、皮膚トラブルの予防につながります。適切なスキンケアや紫外線対策に加え、生活習慣も意識しましょう。

不規則な生活はターンオーバーの乱れを引き起こす原因となります。肌のためには、バランスの良い食事や質の良い睡眠をとることが必要です。

・バランスの良い食事

無理なダイエットや偏った食事は、皮膚に必要な栄養が不足することにつながり、肌トラブルの要因となります。肌トラブルを避けるためには、バランスの良い食事を意識しましょう。

いわゆる和定食のような主食・主菜・副菜の3セットを摂るように意識し、栄養バランスの良い食事を心がけるようおすすめします。

・質の良い睡眠をとる

皮膚のターンオーバーに大きく関わる成長ホルモンは、睡眠時に多く分泌されるといわれています。肌のためには、しっかりと睡眠時間を確保すること、また、質の良い睡眠をとることが欠かせません。

夜、布団に入ってもなかなか寝付けない、夜中に何度も目が覚めてしまうという方は、ぐっすり眠れるような工夫をしましょう。

寝る前は、以下の点を心がけるようおすすめします。

・カフェイン入りの飲み物を控える
・スマートフォンやPCの画面を見ない
・照明を暗くする
・リラックスできる音楽などを聴く
・お風呂に入って体温を上げる

これらの点を実践してリラックスできるような空間づくりを意識すると、スムーズな入眠につながります。

 


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まとめ

日焼けをすると、UV-Bによってダメージを受けた細胞の残骸がはがれ落ちます。これが皮むけの原因です。無理にはがすと、余計に症状が悪化したり治るのが遅くなったりするので気を付けましょう。

日焼け後は肌をよく冷やし、保湿をしっかりと行うことが大切です。必要に応じて塗り薬を塗ったり、皮膚科を受診したりするなどして早期に肌の回復を目指しましょう。


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