混合肌とは?

混合肌とは、顔の部位によって肌質が異なる肌タイプのことです。一般的にTゾーンは皮脂が多くベタつきやすく、頬や目元・口元は乾燥しやすいという特徴があります。
混合肌の方は、皮脂の分泌量が多いことが原因で、以下のような肌悩みを抱えがちです。
・肌が脂っぽくベタつく
・メイクが崩れやすい
・ニキビや肌荒れが起こりやすい
・毛穴が広がっていて目立ちやすい など
その一方で、水分が足りていないため、以下のような肌悩みが生じる場合もあります。
・肌がカサカサする
・キメが乱れやすい
・肌荒れしやすい など
モイスチャーバランスが不安定で、皮膚のバリア機能がうまく働きにくくなるので、肌トラブルが起こりやすいのです。
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混合肌のセルフチェック
自分では混合肌かどうかを判断できないという方もいるかもしれません。そのような方は、以下でセルフチェックしてみましょう。
・目元・口元や頬がカサついたり皮がむけたりしている
・Tゾーンが脂っぽくベタつきやすい
・肌に触れるとゴワゴワしている
・メイクが崩れやすい
上記に該当する場合、混合肌の可能性が考えられます。
ただし、肌質は常に一定ではなく、体調や生活習慣といった内的要因や、季節、周辺環境などの外的要因で変化するものです。
適切にケアするためにも、こまめに肌の状態をチェックしましょう。
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混合肌の方が気を付けたい肌トラブルの要因

混合肌の方は肌トラブルが起こりやすいため、日頃からスキンケアや生活習慣、外部環境などに配慮することが重要です。
ここでは、混合肌の方が特に気を付けたい肌トラブルの要因について解説します。
誤ったスキンケア
皮膚の一番外側にある角層は、肌の水分を保持したり外部刺激から身体を保護したりする重要な役割をもちますが、厚さが0.01~0.02mmほどしかありません。
そのため、混合肌の方に限らず、
クレンジングや洗顔の際に肌を強くこする、何度も洗顔を行うなどすると、摩擦によってダメージを受けてしまいます。
角層がダメージを受けると、もともと薄い角層がさらに薄くなるので、水分保持力が低下して乾燥しやすくなったり、毛穴が開いて目立ちやすくなったりする可能性があります。
また、
皮脂が多いのが気になるからといって、化粧水のみでスキンケアを済ませている方も注意が必要です。化粧水は肌に水分を与えるためのものであり、乳液やクリームほど油分が配合されていません。
乳液やクリームなどを併用せず化粧水単体で使用すると、水分が逃げて肌が乾燥しやすくなり、皮脂の分泌が増加する原因となることがあります。
紫外線などによるダメージ
こちらも混合肌の方に限った話ではありませんが、
紫外線や花粉などの外的要因にも注意が必要です。
例えば、紫外線に長時間当たり続けると、皮膚が炎症を起こして皮膚のバリア機能が低下してしまいます。すると
皮膚内部の水分が減って乾燥し、モイスチャーバランスが崩れやすくなります。
また、混合肌の方は、もともと皮膚のバリア機能が低下しがちです。そのため、
花粉やハウスダストなどの刺激に弱く、肌荒れが生じやすい傾向にあります。


生活習慣の乱れ
生活習慣の乱れも肌トラブルの要因です。例えば、食生活の乱れ、特に
糖質・脂肪分が多い食事や乳製品、アルコールを摂り過ぎると、皮脂の分泌量が増加してしまいます。
また、睡眠不足や運動不足が続くと、皮膚のターンオーバーが乱れやすくなります。ターンオーバーとは、皮膚の奥底で生まれた新たな細胞が、少しずつ皮膚表面まで押し上げられていき、最後は垢などとして剥がれ落ちていくサイクルのことです。
皮膚のターンオーバーが乱れると、本来剥がれ落ちるべき角質が蓄積されてしまったり、まだ未熟な細胞が表面に出てしまったりしてしまうので、皮膚の水分保持力が低下して乾燥しやすくなります。
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混合肌のスキンケア方法

混合肌になると顔のある部分は脂っぽく、ある部分は乾燥するため、どうスキンケアをすればよいのか迷う方も多いでしょう。そこで、混合肌のスキンケアのポイントを3つ紹介します。
クレンジング・洗顔はやさしく行う
クレンジングや洗顔の際に肌を強くこすると、摩擦が起きて肌が乾燥しやすくなります。クレンジングや洗顔をするときは、
摩擦によるダメージを肌に与えないよう心がけることが重要です。特に以下の3つのポイントを押さえておきましょう。
・目元への摩擦によるダメージを軽減するために、アイメイクリムーバーを使う
・皮脂の分泌量が多めなTゾーンから洗う
・洗顔料をきめ細かく泡立てて、泡を転がすイメージでやさしく洗う
・洗顔後はやわらかなタオルで肌を軽く押さえ、そっと水分を拭き取る
また、
皮脂の落とし過ぎも肌の乾燥につながるため、次のポイントも意識しましょう。
・洗顔は朝晩それぞれ1回ずつを基本とし、必要以上に洗いすぎない
・クレンジングや洗顔に時間をかけ過ぎない
・ぬるま湯を使って洗う
・洗浄力が高すぎるクレンジング剤や洗顔料は避ける
なお、手指が汚れた状態のままクレンジングや洗顔を行うと肌トラブルにつながる場合があるので、事前に手洗いを済ませて清潔な手でスキンケアをしましょう。
化粧水で保湿する
混合肌の方は肌の水分が不足しがちです。
洗顔を済ませた後は、コラーゲンやヒアルロン酸といった、肌なじみのよい保湿成分配合の化粧水で丁寧に保湿しましょう。肌への刺激を避けるために、無香料・無着色の低刺激な化粧水を選ぶのもおすすめです。
クレンジングや洗顔のときと同じく、
化粧水を付けるときも摩擦によるダメージに注意し、手のひらで包み込むようにやさしく触れましょう。
手とコットンのどちらを使用しても良いですが、摩擦を避けるため手での使用をおすすめします。
特に乾燥しやすい箇所は、化粧水を重ねづけすると効果的です。日中に乾燥が気になったときは、ミストタイプの化粧水で水分を補うとよいでしょう。
乳液・クリームで水分の蒸発を防ぐ
化粧水のみでスキンケアを終えると水分が逃げて肌が乾燥しやすくなるため、
仕上げに乳液やクリームを付けましょう。油分で肌がカバーされるので、水分が逃げにくくなります。
ただし、油分が多過ぎる乳液やクリームを使うと、より肌が脂っぽくなってテカる場合があるので、テクスチャーが軽いものを選ぶのがおすすめです。また、化粧水と同じく、乾燥しやすい部位には重ねづけしましょう。
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ユースキンのシソラ クリームは、すーっとなじんで、しっとりうるおす白色の保湿クリームです。低刺激でベタつきにくく、皮膚のバリア機能をサポートいたします。
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まとめ

混合肌は皮脂量が多くテカりやすい反面、水分量が少なく乾燥しやすい、扱いが難しい肌タイプです。Tゾーンがベタつきやすいのに目元・口元や頬などが乾燥しやすい場合は、混合肌の可能性が高いため、普段のスキンケアや生活習慣などを見直してみましょう。
混合肌の方は皮膚のバリア機能が低下しやすく、間違ったスキンケアや、生活習慣の乱れが肌トラブルになりやすいため注意が必要です。混合肌のスキンケアのポイントを押さえて、肌トラブルを防止しましょう。
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