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乾燥肌の改善には食べ物が大事!きれいな肌を保つために必要な栄養素とは

乾燥肌の改善には食べ物が大事!きれいな肌を保つために必要な栄養素とは

乾燥肌を改善するには、スキンケアだけでなく食事にも気をつける必要があります。肌に必要な栄養が不足すると、肌の乾燥がさらに進んでしまう恐れがあるからです。

では、乾燥肌に良い食べ物にはどのようなものがあるのでしょうか。本記事では乾燥肌の方が意識して摂りたい栄養素と食べ物、乾燥肌の改善に役立つ食事のポイントについて解説します。



この記事は約7分で読み終わります。

乾燥肌と食べ物の関係性とは?


乾燥肌と食べ物にはどんな関係性があるのでしょうか?乾燥肌の方が食事に気をつける必要がある理由についてみていきましょう。

栄養バランスが乱れると乾燥肌につながりやすい

健康を考えて、日々の食事に気をつけている方は多いのではないでしょうか。食べ物から摂取する栄養は体を作るうえで欠かせないものだからです。

肌についても同様で、健やかな肌を保つには食べ物から栄養を摂取する必要があり、栄養バランスが悪くなると、肌トラブルにつながりやすくなります。

乾燥肌が気になる場合は、スキンケアだけでなく食生活も見直してみましょう。

肌によい食べ物でターンオーバーの促進が期待できる

肌を健やかな状態に保つには、皮膚のターンオーバーが重要です。

皮膚のターンオーバーとは、古い肌細胞から新しい肌細胞へと生まれ変わるサイクルを指します。このサイクルが正常に機能することで肌は健やかな状態をキープしています。しかし、皮膚のターンオーバーが乱れると、皮膚のバリア機能が低下し、さまざまな肌トラブルを引き起こす恐れがあるのです。

皮膚のターンオーバーを正常に保つには、食べ物からビタミンやミネラル、タンパク質などの栄養素を摂取する必要があります。肌に必要な栄養素が不足してしまうと、ターンオーバーが乱れ、皮膚のバリア機能が低下し、肌は乾燥しやすい状態になってしまいます。

乾燥肌で悩んでいる方は、食事を見直して肌によい食べ物を摂取すると、皮膚のターンオーバーの促進が期待でき、乾燥肌の改善にもつながります。

 

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乾燥肌に必要な8つの栄養素と含まれる食べ物は?


乾燥肌の改善には、肌に必要な栄養素をバランスよく摂取することが大切です。乾燥肌の方が意識して摂取したい8つの栄養素と食べ物を次から紹介します。ぜひ参考にし、日々の食事に取り入れてください。

①ビタミンA

ビタミンAは皮膚や粘膜のうるおいをコントロールして、肌を健やかな状態を保つのに必要な栄養素です。乾燥肌の改善には、欠かせない栄養素といえるでしょう。

緑黄色野菜にはベータカロテンが含まれていますが、ベータカロテンは体内でビタミンAに変換されるため、積極的に摂取したい栄養素です。

<ビタミンAが含まれる食べ物>
・緑黄色野菜(ニンジン、カボチャ、ホウレンソウ など)
・レバー
・卵黄 など

②ビタミンB群

ビタミンB2、B6などのビタミンB群も、皮膚の状態を健やかに維持するために必要な栄養素といわれています。ビタミンB6は食べ物から摂取したタンパク質の分解、再合成に欠かせない栄養素であり、肌の材料となるタンパク質を摂る際はビタミンB6の摂取が欠かせません。

<ビタミンB2が含まれる食べ物>
・うなぎ
・豚のレバー
・納豆 など

<ビタミンB6が含まれる食べ物>
・魚介類
・レバー
・鶏肉
・にんにく など

③ビタミンC

肌のハリをキープするにはコラーゲンが必要ですが、ビタミンCにはコラーゲンの生成をサポートする役割があるといわれています。また、カルシウムや鉄などのミネラルの吸収にも役立つ栄養素でもあります。

加えて、ビタミンCにはメラニンの生成を抑え、体内の活性酸素を除去する作用があるため、健やかな肌をキープするには欠かせません。乾燥肌対策としても、しっかりと摂取したい栄養素です。

ビタミンCは水溶性ビタミンで、熱に弱く水に溶けやすい性質があります。加熱したり、長く水にさらしたりすると栄養分が出ていきやすいので、食べ物から摂取する際は生で食べられる果物や野菜から摂るのがおすすめです。

<ビタミンCが含まれる食べ物>
・野菜(ピーマン、セロリ、パプリカ、ブロッコリー、豆苗 など)
・果物(イチゴ、キウイ、柑橘類、マンゴー など)

④ビタミンE

ビタミンEは、「若返りのビタミン」と呼ばれ、美肌づくりや肌トラブルの予防には積極的に摂りたい栄養素として注目されています。

ビタミンEに期待できる効果のひとつが抗酸化作用です。肌の酸化によるダメージを防止し、皮膚の老化を防ぐはたらきが期待できます。

加えて肌の血行促進にも役立つ栄養素であるため、肌に必要な栄養や酸素を運び、肌のターンオーバーを促進する作用も期待できるなど、乾燥肌の改善には欠かせません。

<ビタミンEが含まれる食べ物>
・サバ
・イワシ
・アボカド
・ナッツ類(アーモンド など)
・植物性油(菜種油、ヒマワリ油 など)

⑤タンパク質

タンパク質は肌細胞の原料であり、皮膚のターンオーバーにも必要な栄養素です。うるおいのある肌を保つには、タンパク質の摂取が欠かせません。

タンパク質の種類として、肉や魚、乳製品などに含まれる動物性タンパク質と大豆製品などに含まれる植物性タンパク質があります。これらの食材をバランスよく摂ることで健やかな肌をキープできるため、「肉のみ」「卵のみ」と偏りがないよう意識しましょう。

<タンパク質が含まれる食べ物>
・肉類
・魚介類
・乳製品
・卵
・大豆・大豆製品 など

⑥食物繊維

健やかな肌を保つには、腸内環境も大切です。腸内環境が悪いと、ニキビなどの肌トラブルを引き起こす要因となるからです。

食物繊維は消化されずに腸に届くため、腸内細菌のエサとなり、善玉菌を増やします。そのため、食物繊維は腸内環境を整えるのに役立ちます。便秘ぎみで肌荒れや乾燥肌が気になる方は食物繊維が含まれた食べ物を意識して食べるようにしましょう。

<食物繊維が含まれる食べ物>
・穀物(玄米、雑穀米 など)
・イモ類(サツマイモ、コンニャク など)
・野菜(ゴボウ、レンコン、大根 など)
・海藻 など

⑦必須脂肪酸

肌を乾燥から守るには天然の保湿成分である皮脂が必要ですが、皮脂の原料となるのが必須脂肪酸です。必須脂肪酸が不足すると、皮脂の分泌量が減少して乾燥肌を招く可能性があるため、食べ物できちんと補給しましょう。

<必須脂肪酸が含まれる食べ物>
・魚(サバ、イワシ、サンマ など)
・植物性油(エゴマ油、亜麻仁油 など)

⑧亜鉛

亜鉛は皮膚のターンオーバーを促進させる酵素を作るのに必要な栄養素です。不足すると皮膚のターンオーバーの低下につながり、肌を健やかにキープするのが難しくなる恐れがあります。

<亜鉛が含まれる食べ物>
・牡蠣
・牛肉
・チーズ
・卵黄 など

乾燥肌の改善に役立つ食事のポイント


乾燥肌を改善するには、次のポイントを押さえた食事を意識しましょう。

色々な食べ物を少しずつ食べる

これまで紹介したように、タンパク質やビタミンなど、肌に必要な栄養素はさまざまです。

「美容によい」として特定の食べ物がメディアで紹介されることはありますが、だからといって同じものばかりを食べるのは避けましょう。食べ物の種類が偏ると、栄養素も偏ってしまうからです。

乾燥肌の改善には、肌によい栄養素をバランスよく摂取する必要があります。

加熱した野菜を積極的に食べる

野菜は生だと食べられる量に限りがあるため、たっぷり食べるためには加熱調理するのがおすすめです。

特に脂溶性ビタミンであるビタミンAやビタミンEは、油と一緒に摂取したほうが効率的に吸収されるといわれています。調理方法としては、炒め物や揚げ物、煮物などといった加熱調理がおすすめです。味付けのアレンジも楽しめ、飽きずにたくさん食べられます。

ただし、ビタミンCは熱に弱く水に溶けやすい性質があるため、生で食べるか、煮汁ごと摂取できるスープの具材にして食べることをおすすめします。

ファストフードを食べないようにする

忙しいときに便利なファストフードですが、糖質や脂肪分が多く、ビタミンやミネラル、食物繊維などの肌に必要な栄養素が不足しがちな傾向があります。ファストフードばかり食べると栄養が偏りやすいので、肌のためには控えるのがおすすめです。

ファストフードが好きな方はたまに食べる程度にして、小腹が空いたらナッツ類や果物、乳製品などの肌に必要な栄養が摂れるものを食べるとよいでしょう。

 

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まとめ

乾燥肌対策として摂取したい栄養素はたくさんあり、それぞれをバランスよく摂取することが大切です。食事のメニューが偏りがち、特定の食べ物ばかりを食べる傾向にある場合は、本記事で紹介した栄養素がバランスよく摂れるようなメニューを考えてみましょう。
スキンケアの見直しに加えて、食事に気をつけることで、健康な肌を目指しましょう。

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