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あせもと湿疹は何が違う?それぞれの対処法や予防法について

あせもと湿疹は何が違う?それぞれの対処法や予防法について

肌に小さなブツブツができてかゆみがあったりすると、「あせも?それとも湿疹?」と判断に迷うことがありますよね。放っておくと悪化することもあり、早急な対策が求められるものの、原因がわからないとどのように対処すべきか迷うものです。




今回は、あせもと湿疹の違いと対処法、また予防法について解説します。



この記事は約6分で読み終わります。

あせもと湿疹の違いは?


(※イメージ)
皮膚トラブルに正しく対処するには、そのトラブルが何によるものなのか知っておくことが大切です。あせもと湿疹それぞれの症状について、違いをご紹介します。

あせも(汗疹)の症状

あせもとは、大量の発汗がきっかけで起きる、ブツブツや水ぶくれなどの発疹です。医学用語では『汗疹(かんしん)』と呼ばれます。

多くの場合、汗をかきやすい高温多湿の環境下で発生するもので、特に夏の季節によくみられる皮膚疾患です。汗をかきやすい子供に多くみられますが、大人もできることがあります。

あせもの原因は、発汗による老廃物などで汗の通り道である汗管が詰まり、皮膚内に汗が溜まってしまうことにあります。排出できずに皮膚の中に溜まった汗が刺激となり、周辺の皮膚が炎症を起こし、ブツブツや水ぶくれなどができてしまうのです。

あせもの症状はかゆみがあることが多く、汗をかきやすい首やわき、背中、おしり、服やベルトで締め付けられている部分などにできやすいのが特徴です。

湿疹(皮膚炎)の症状

湿疹とは皮膚の表面に出る炎症の総称で、皮膚炎とも呼ばれます。湿疹は外的要因と内的要因が重なって起きることがほとんどで、原因を特定するのが難しい皮膚疾患で、原因がわからないものを湿疹と呼ぶのが一般的です。

・外的要因
化学物質、薬剤、物理的刺激(紫外線、温熱など)、ハウスダスト、花粉、金属、細菌、カビなど

・内的要因
アレルギー体質、アトピー体質、皮膚の乾燥、皮脂の分泌異常など

湿疹がみられる皮膚疾患としては、接触皮膚炎やアトピー性皮膚炎などが代表的な例で、あせもも汗による湿疹です。

湿疹は症状が現れてから継続している期間によって、「急性湿疹」と「慢性湿疹」に分けられます。症状が出てすぐの湿疹は急性湿疹、湿疹が長引き慢性化したものを慢性湿疹と呼びます。

急性湿疹では、皮膚にかゆみ、赤み、小さなブツブツなどがみられることが多いです。小さい水疱を伴うこともあり、患部がジュクジュクした状態になることもあります。

慢性湿疹の場合、皮膚が乾燥してゴワゴワしてくるようになり、治るまでに時間がかかる傾向があります。

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あせもと湿疹の対処方法


(※イメージ)
原因が明確なあせもと不明確な湿疹では、適切な対処方法も違います。対処方法が適切でないと、症状が悪化する恐れがあるため、それぞれの対処方法を知っておくことが大切です。

あせもと湿疹、それぞれの対処方法を見ていきましょう。

あせもができたときの対処方法

あせもは、皮膚を清潔に保ち、通気性や吸湿性のある服装を心がけることで自然と治る場合が多いです。しかし、あせものタイプによっては対処方法が異なるため、それぞれの違いを知っておきましょう。

・水晶様汗疹(すいしょうようかんしん)
赤みがなく、透明や白い水ぶくれができるタイプのあせもです。対処法として、汗をかいたら濡れタオルやウエットティッシュなどで拭き取ることが大事です。清潔な状態と通気性を保つと自然と治りやすいです。

・紅色汗疹(こうしょくかんしん)
小さなブツブツができ、赤みとかゆみを伴うタイプです。患部を清潔にしておくことで自然と治るケースもありますが、かきむしると悪化するため注意が必要です。かゆみがひかないときは、市販薬などを活用しましょう。

・深在性汗疹(しんざいせいかんしん)
青白くなだらかな丘疹(きゅうしん)が現れるタイプのあせもです。このタイプは汗が出ず体温調節ができなくなることから、熱中症になってしまう恐れがあるため、早期に医療機関で診てもらうのが望ましいといえます。熱帯地方に多いタイプで、日本ではあまりみられません。

湿疹ができたときの対処方法

特定の化学物質、薬剤、金属など外的要因が考えられる場合は、可能性があるものの使用を避けましょう。

かゆみがある場合、つい患部をかいてしまいがちですが、かくと悪化してしまうので、かきむしらないように気を付けることが大切です。湿疹用のかゆみを抑える薬などを使って対処しましょう。

湿疹の症状が軽い場合は、市販薬として販売されている湿疹用の塗り薬などを活用すると効果が期待できます。

しかし、原因不明で湿疹を何度も繰り返したり、長期間治らなかったりする場合は医療機関を受診するのがおすすめです。

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あせもや湿疹を防ぐ!セルフでできる予防法


あせもや湿疹は、できれば予防して皮膚のトラブルで悩まされないようにしたいものです。セルフでできる予防法を紹介しますので、あせもや湿疹ができやすい方は次の点を意識してみましょう。

日頃からスキンケアを心がける

皮膚に付いた汚れや汗を放置すると、あせもや湿疹ができやすくなります。

清潔を保つために、汗をかいたらこまめに洗うことを心がけましょう。外出先ですぐに洗うことができない場合は、ウエットティッシュなどを活用して汚れを拭き取りましょう。

肌を洗う際に避けたいのがゴシゴシと洗うことです。肌は傷つきやすく、こすると皮膚のバリア機能の低下につながります。肌に刺激を与えないように、やさしく洗いましょう。

肌を清潔にするだけでなく、保湿することも大事です。洗った後の肌は乾燥しやすいため、ボディローションやクリームなどの保湿ケア用品を使ってしっかりと保湿しましょう。

また、肌に刺激を与えると、あせもや湿疹につながる可能性があります。肌が弱く荒れやすい方は直接肌に触れる時計やアクセサリーなどの使用に注意しましょう。

汗対策を徹底する

汗をかくとあせもや湿疹ができやすくなるので、汗対策をしっかりと行うことも大切です。

汗をかきにくい涼しい服装をして、なるべく汗をかかずに済むように工夫しましょう。また、窓を開けて風通しを良くしたり、エアコンを使って室温を調整したりするのも良いでしょう。

とはいえ、服装などに気を付けていても暑い日は汗をかきますし、運動などで体を動かすと汗だくになってしまいますよね。そんなときは、汗をよく吸収するタオルなどを活用して、汗をこまめに拭き取ると良いでしょう。

吸湿性のある衣服を着用するのも良いですが、衣類が汗で濡れたままの状態でいるのはおすすめできません。

できれば、外出先に着替えを持参するなどして、汗をかいたらこまめに着替えるのが理想です。また、帰宅したらできるだけ早くシャワーを浴びるなどして肌を清潔にしましょう。

皮膚のバリア機能を高める

皮膚のバリア機能が低下すると、あせもや湿疹などのトラブルが発生しやすくなります。あせもや湿疹の予防には、日頃からバリア機能を高めるような生活を心がけることが大切です。

皮膚のバリア機能にダメージを与えないように、体や顔を洗うときは力を入れずにていねいに洗いましょう。また、肌の乾燥もバリア機能の低下につながるため、洗った後は水分を拭き取り、保湿ケアをしっかりと行いましょう。

タオルで水分を拭く際も、こすらずに、タオルをあてて水分を吸収させるようにしましょう。

紫外線も皮膚のバリア機能にダメージを与える要因となります。日焼け止めを使用するとともに、なるべく紫外線を浴びないよう意識してください。

加えて、バリア機能を高めるには、規則正しい生活を送ること、ストレスを溜めないことも大切です。生活習慣も見直すことをおすすめします。

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まとめ

あせもと湿疹はどちらも夏によくある皮膚トラブルです。あせもと湿疹、どちらにも共通していえることは、かゆみがあるとしても、かかないことが大切ということです。

あせもの場合は、基本的に肌を清潔にして、通気性や吸湿性のある服装を心がけることで、自然と治るケースが多いです。

湿疹の場合は、原因がわからなかったり、市販薬ではなかなか治らなかったりするケースも多いため、医療機関を受診するのがおすすめです。

適切に対処して、健やかな肌を手に入れましょう。

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あせもジェル

あせもクリーム

あせもパウダークリーム

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