しつこい唇の皮むけ、ひび割れ…どうすれば繰り返さない?
唇ケアの達人になる!
うるおいのあるふっくら唇めざして、セルフケア。
なぜ唇は荒れやすいの?
唇がバリバリに乾いて、口紅が塗れない!!
そんな困った経験ありませんか?
唇は角層が薄く皮脂腺がないため、自力ではバリア機能をつくれない、とてもデリケートな部位。
話す・食べる・表情をあらわすなど、日常生活でも動きが多いうえ、食品や化粧品、紫外線、風など様々な刺激や体調の変化に影響を受けやすく、荒れやすい部位です。
皮膚のターンオーバー周期は約28日ですが、唇は3~4日。
きちんとケアすれば早く治りやすく、放っておけば症状が進行するのが特徴です。
こんなにある!唇トラブルの症状。
ひと言で唇の荒れといっても、いろいろな症状があります。
-
口唇炎
唇が赤くはれてヒリヒリしたり、皮がめくれたり、亀裂が入ったりします。
-
口角炎
口角がただれて炎症し、切れて口を開けるのも痛い状態に。
-
口唇のひび割れ
唇が乾燥して、ひび割れができて血がにじむことも。
-
口唇のただれ
唇に水泡ができたり、かさぶたになったりします。
唇が荒れやすい人って?
あなたも無意識にやっていませんか!?唇が荒れやすい人の習慣・行動パターン。
- 唇をなめるクセがある。
→ 触ったりなめたりすると余計に乾燥してしまいます。
- つい手で皮をむいてしまう。
→ 皮をむくと傷を深くし、悪化してしまう場合も。
- 水やお茶ボトルを持ち歩いている。
→ リップクリームを塗ってもすぐ取れてしまうことに。
- 車で移動することが多い。
→ 車の中は乾燥しています。
- 野外で行なう仕事、もしくは外回りの仕事をしている。
→ 冷たい外気に触れることで乾燥が進行します。
- 日中はエアコンが直撃する場所にいる。
→ 唇に風が直接触れると乾燥が進行します。
- 辛い食べ物をよく食べる。
→ 辛いものは刺激になります。
- 唇に押しつけるようにリップクリームを塗るクセがある。
→ 表面の摩擦が唇を痛めてしまいます。
- 冬はスキー、スノーボードによく行く。
→ 紫外線の影響により荒れやすくなります。
リップクリームを使った正しい唇ケア
プチコラム
「お部屋の乾燥も、唇にはピンチ!」
気がついたら暖房でお部屋がカラカラに乾燥していること、ありませんか。お肌だけではなく、唇からもうるおいを奪っています! 加湿器などを使って、乾燥を防ぐことが大事。
また、濡れた洗濯物を部屋に干すことも、グッドアイデアです。
毎日のちょっとした工夫で、いつでもうるおったふっくら唇をめざしましょう。